特集ASEAN主要国の産業政策と企業によるサプライチェーン対応
日本企業は長年にわたり、ASEANで生産・流通ネットワークを築いてきた。一方、各国のビジネス環境や産業政策の変化、リスク対応のため、企業は中長期的な再編を模索している。新型コロナ禍でサプライチェーンの脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りとなり、米中摩擦による地政学リスクも高まっている。また、中国や欧米の企業の投資拡大による競争激化も進んでいる。さらに、各国政府は、産業高度化やイノベーション推進を目的として、新たな政策を打ち出している。本特集は、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどに焦点を当て、産業政策や企業によるサプライチェーン対応の方向性と課題を考察する。
2025年10月31日
- お知らせ
- ジェトロ調査部では本特集に関連するウェビナーを、2025年10月23日(木曜)に開催しました。2026年1月5日(月曜)までオンデマンド配信を行っています。下記のURLからお申し込みのうえ、ぜひご活用ください(視聴は日本国内の方のみを対象となります)。
- 【ウェビナー】ASEANサプライチェーンの潮流 ―主要産業×政策×企業戦略を読み解く
この特集の記事
今後記事を追加していきます。
- サプライチェーン潮流を見る視点(前編)存在感を高めるASEAN
- サプライチェーン潮流を見る視点(中編)通商環境の揺らぎとASEAN
- サプライチェーン潮流を見る視点(後編)強靭性と持続性への対応
- ベトナム(1)外資投資が牽引する輸出の拡大、産業基盤を築く
- ベトナム(2)サムスン進出でスマホの輸出大国に、部品生産も拡大
- ベトナム(3)EMS企業が中国から生産移管、コンピュータ輸出が急拡大
- ベトナム(4)縫製輸出で台頭、裾野拡充とFTAが繊維産業の追い風に
- ベトナム(5)「漁夫の利」の先へ、産業基盤強化と多角展開がカギ
- フィリピン(1)エコゾーンによる外資誘致、製造業は拡張投資が中心
- フィリピン(2)エレクトロニクス、量産型の輸出拠点で差別化
- フィリピン(3)裾野産業の育成と産業基盤の強化が急務




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