特集ASEAN主要国の産業政策と企業によるサプライチェーン対応
日本企業は長年にわたり、ASEANで生産・流通ネットワークを築いてきた。一方、各国のビジネス環境や産業政策の変化、リスク対応のため、企業は中長期的な再編を模索している。新型コロナ禍でサプライチェーンの脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りとなり、米中摩擦による地政学リスクも高まっている。また、中国や欧米の企業の投資拡大による競争激化も進んでいる。さらに、各国政府は、産業高度化やイノベーション推進を目的として、新たな政策を打ち出している。本特集は、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどに焦点を当て、産業政策や企業によるサプライチェーン対応の方向性と課題を考察する。
2025年10月6日

この特集の記事
今後記事を追加していきます。