特集 対内直接投資に見る中国の動向(2018年上半期)

2018年上半期(1~6月)の対中直接投資実行額は前年同期比4.1%増(ドルベース)となり、伸び率は前年通年から0.1ポイント拡大した。業種別にみると、製造業は通信・コンピュータ・その他電気機器や化学などが牽引し8.9%増と好調であった。一方、非製造業はリース・商業サービスや情報通信・コンピュータサービスが不調であったことから、0.3%減となった。国・地域別では全体投資額のうち7割を占める香港が2.0%増となった。なお、日本は5.2%増で6位となった。2018年上半期の対中投資動向について、ジェトロ現地事務所からの報告を中心にお伝えする。

2018年11月9日