特集欧州で先行するSDGs達成に寄与する政策と経営

2015年に国連で「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、持続可能性の重要性に対する世界の認識の高まりから、内外の企業が「企業の社会的責任(CSR)」のみならず、本業の経営にSDGsを関連付けるようになっている。SDGs経営により、高い企業価値や収益性の実現、「環境・社会・ガバナンス(ESG)」への企業の取り組みを評価するESG投資が急拡大する中での資金調達の優位性、新たな商機や共通の関心を持つパートナーの獲得といったメリットを享受し得る。SDGsへの取り組みで先行する欧州諸国の政策や動向、中小企業を中心とする欧州企業の事例を紹介する。

2022年6月14日