News & Reports for Japanese Companies
調査レポートカナダ、強制労働に関する法案可決、上場企業などへ関与防止措置などの報告を義務付け(2023年5月)
2023年5月10日
カナダ下院は5月3日、「サプライチェーンにおける強制労働、児童労働との闘いに関する法律を制定し、関税率を改正する法案(S-211)」を可決した。同法案は2021年に上院に提出され、2022年4月に可決されていた。この度の下院での可決により、同法案は国王裁可を経て法律となり、2024年1月1日の発効が見込まれる。同法は、特定の政府機関や民間企業に対し、自社または自社のサプライチェーンで強制労働または児童労働が使用されるリスクを防止・低減するために取られた措置を報告する義務を課す。また、事業体に適用する検査制度を規定するとともに、事業体に一定の情報提供を求める権限を大臣に付与する。さらに、全部または一部が強制労働または児童労働によって製造または生産された物品の輸入を禁止すべく、関税定率表を改正する。
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(Japanese)
法案の参考和訳はこちらから(Japanese)
特集:進む北米のEV化、各地域の市場と政策を探るEV市場に大きな成長余地、充電基盤整備が課題(カナダ)
2022年10月24日
カナダでは現状、中国や欧州などに比べて緩やかに電気自動車(EV)が普及しているのが実情だ。しかし、政府は、(1) 2050年までに、温室効果ガス(GHG)排出量ゼロ、(2) 2035年までに、乗用車・ピックアップトラックの新車販売について100%、無排出車(ZEV、注1)化、という目標を掲げる。そうしたカナダで、EV市場の成長余地は大きい。充電インフラの整備や販売価格の低下など、条件が整うと、急速に拡大する可能性を秘めている。
カナダ統計局が2022年4月21日に発表したカナダ全国の2021年の新車登録台数(カナダ統計局ウェブサイト参照)
は、164万6,609台。このうち、バッテリー式電気自動車(BEV)は5万8,726台、プラグインハイブリッド車(PHEV)は2万7,306台だった。いずれも、前年実績(BEV 3万9,036台、PHEV 1万5,317台)を大きく上回った(表1参照)。
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調査レポート
いまこそ活用すべきカナダのイノベーションエコシステム(2021年5月)
2021年6月1日
最先端の情報技術や要素技術を活用・促進する企業創出のエコシステム(=生態系)が、各主要地域・都市で構築されているカナダ。
本レポートでは、特にスタートアップやスケールアップなどの新興企業を育成するエコシステムに着目して、カナダにおけるオープンイノベーションの取り組みを中心に考察、また、日本の各産業分野がカナダのエコシステムを活用し、連携できる可能性についても解説しました。
付属資料として、カナダの主なスタートアップ・スケールアップ企業を市場セグメントごとにまとめた「カオスマップ」を掲載しています。詳細ははこちら
(Japanese)
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第4回 オープンイノベーション塾 カナダのスタートアップ・エコシステム―日本企業に開かれた協業の可能性―
ジェトロでは、海外のスタートアップ等とのオープンイノベーションに取り組む日本企業や、これから取り組もうとしている日本企業の皆様に対して、その活動を進めるにあたっての”ヒント”となる情報をご提供する、セミナーシリーズ「オープンイノベーション塾
」を2020年度より開催しております。
第4回目となる今回は、カナダのスタートアップ・エコシステムをテーマに、現地のエコシステムの最新情報や現地スタートアップとの協業のコツをお伝えしました。
日時:2021年6月10日(木曜)9時30分~10時45分(Japanese)
ジェトロ・メンバーズ限定 ウェビナー アンコール放送については、こちらから
オンデマンド配信時間: 2021年7月14日(水曜)~2022年3月31日(日本時間)(木曜)
内容は、ビジネス短信 「AIの経験値が魅力、カナダエコシステム紹介ウェビナー」 (Japanese)
よりご確認いただけます。
カナダのイノベーション・エコシステム、AIに世界が注目
2019年11月22日
カナダのトロントと約100キロ西に位置する研究都市ウォータールーを結ぶトロント・ウォータールー回廊は、世界で最も急速に成長しているイノベーションハブの1つだ。実際、トロント・ウォータールーは、スタートアップ・ゲノムの調査レポート「グローバル・スタートアップ・エコシステム・レポート2019」で、世界第13位、北米第6位に位置付けられている。この地域では、5,000以上のスタートアップを含む2万を超える企業、約80のアクセラレーターなどの支援機関、90以上の資金提供者がエコシステムを形成している。
全文は、こちらから
(Japanese)
カスケーディア・イノベーション・コリドー (バンクーバー、シアトル、ポートランド)(2019年9月)
北米西海岸のバンクーバー、シアトル、ポートランドに渡り、国境をまたぐ600kmに及ぶ地域を「カスケーディア・イノベーション・コリドー(Cascadia Innovation Corridor:CIC)」として発展を目指す地域連携がある。
これらの都市は、それぞれテックハブとして発展しているが、その他の都市(テックハブ)より近接していながら、政府・企業・研究大学・人材間の交流レベルが低水準にとどまっているとの分析があり、それに基づく「CICイニシアティブ」は、各都市の潜在的な強みを生かして周辺地域をイノベーションハブとして発展させることを目的として、共同研究/教育活動、交通インフラの整備、国境・州を越えたビジネス投資の活性化といった活動が生まれている。将来的にはCICを『革新的な企業が集まる地域』としてブランディング(branding)し、ライフサイエンス、IT、クリーンテック分野から他のテック分野にも対象を広げることが期待される。
(JETRO/ IPA NY「ニューヨークだより 2019 年 9 月」より)
全文は、こちらからダウンロードできます。(Japanese)
米(アメリカ、カナダ)におけるスマートシティの取組 (2019年6月)
世界の各都市が掲げるスマートシティ化の動きは、交通やエネルギーの分野だけでなく、以下に記す指標が示すように、市民の生活環境の改善に資する様々な項目を取り上げている。ニューヨーク市の取組等、産業政策として雇用創出につなげようとする動きもある。他方、データの所有権の問題等、解決すべき問題もある。Sidewalk Torontoでは、プライバシーが脅かされるという懸念から、計画の撤回を求める動きがある。他方、NTTグループが、ラスベガス市のスマートシティ化のパートナーに選ばれ、その際、データの所有権にこだわらない姿勢が評価されたという報道もある。
こうした動きの中、日本企業が世界各都市のスマート化の動きの中に、どのようにビジネスチャンスを求めて行くべきか。
(JETRO/ IPA NY「ニューヨークだより 2019 年 6 月」より)
全文は、こちらからダウンロードできます。(Japanese)
日加投資ビジネスガイドのご案内 / Investment and Business Guide
Investment and Business Guide
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JETROでは、在日カナダ商工会議所の協力のもと、投資ビジネスガイドを作成しました。
同ガイドは、日加間で活躍するカナダの企業や関連団体のリストを含みます。
日本語版には、カナダ全土の様々な業界における投資とビジネスチャンスの詳細等が記載されています。
カナダのAIエコシステム2018プロフィール(要約版)/
Canadian AI Ecosystem Report (Summary)
JETROでは今般、Green Technology Asia Pte Ltd社の協力のもと、同社の調査報告書の和訳を作成しました。
同調査は、カナダのAI(人工知能)企業297社や研究者、研究機関のインタビュー/分析を含みます。また、カナダAI業界、政策立案者、投資家や研究者についても言及されており、今注目のカナダのAIエコシステムを分かりやすくまとめた調査報告書となっています。
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地域・分析レポート
AI中心に拡大するイノベーション・エコシステム(カナダ)
レポートはこちらから
(Japanese)
ビジネス短信世界主要国のAI研究者数、2万2,400人に増加、カナダAI企業調べ(カナダ、世界)レポートはこちらから
(Japanese)
カナダの交通インフラ市場調査(2017年2月)
本報告書は、カナダにおける現在のPPP市場の概要について提供するものである。
カナダの近代的なインフラの多くは、官民調達モデルと“PPPの優秀事例=ベストプラクティス”によって実施されており、世界中の事業者の注目を集めている。カナダにおけるPPPの実績は主に交通機関やヘルスケア産業であるが、この分野での成功が、エネルギー、防衛、文化を含む他分野のインフラでのPPPモデルの利用に繋がっている。カナダのPPPセクターで豊富な経験を持つカナダの企業、法律アドバイザー、コンサルタントもPPPプロジェクトのために世界レベルで競争力を持ち、専門知識を提供している。
この報告書は本調査実施時点(2017年2月現在)、ゼネコンなどのコンソーシアムを形成する企業だけでなく、サブコントラクターや機器納入のサプライヤーが参入可能と思われる進行中のプロジェクトを対象とし、その概要を紹介している。
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トロント・バンクーバースタイル(2014年3月)
「トロント・バンクーバースタイル」ではカナダを代表する2大都市のライフスタイルを紹介しています。毎年「世界一住みやすい国ランキング」で上位に選ばれるカナダは、多人種・多文化を受け入れてきた国でもあります。トロントは人口約550万人を擁するカナダ最大の都市であり、ビジネス・金融の中心都市です。バンクーバーはカナダ第3の経済都市であり、かつアジア系住民が多く住み、日本との親交も深い都市です。本調査では、意外と知られていないカナダのライフスタイルを様々な角度から紹介すると共に、同地で活躍する日本のビジネスパーソンにも焦点を当てました。
↓ レポートはこちらから(Japanese)
トロント・バンクーバースタイル(概要)![]()
トロント・バンクーバースタイル(美容)![]()
トロント・バンクーバースタイル(食)![]()
トロント・バンクーバースタイル(住)![]()
トロント・バンクーバースタイル(余暇)![]()
トロント・バンクーバースタイル(暮)![]()
トロント・バンクーバースタイル(駐在員)![]()
トロント・バンクーバースタイル(全文)![]()