2025年に入り米中が輸出攻勢
アフリカ貿易から世界を見る(4)

2026年4月27日

アフリカ貿易解説シリーズの4回目では、2025年の最新貿易動向を紹介する。好調な域外貿易の要因を、上位相手国とその輸出入品目をセットで分析する。また、米国の関税引き上げがアフリカ貿易に与えた影響も検証する。

2025年の域外貿易は輸出入とも好調、貿易赤字も縮小見通し

アフリカの2025年の対世界貿易については、IMF貿易統計(IMTS)が国・地域別データを第3四半期までの推計値として公表(注1)している。これによると、2025年第1~3四半期の輸出は、一次産品価格の上昇などを背景に、前年同期比13.9%増の5,447億2,200万ドルと、2桁の伸びとなった。輸入も内需回復を反映し、9.2%増の5,790億7,500万ドルと好調だった。往復の貿易総額は1兆1,237億9,700万ドル(11.4%増)。輸出の伸びが輸入を上回った結果、貿易赤字は343億5,300万ドルと34.2%減少した。また、アフリカ域内貿易の割合は前年同期から0.6%ポイント(以下、pp)上昇し15%台を回復(15.4%)した。

アフリカを対象とした2025年の品目別貿易統計は未公表のため、主要輸出入相手国についてはIMF統計を、取引内容については相手国側統計(注2)から見てみる。

関税引き上げによる対米輸出縮小は回避

輸出については、2025年第1~3四半期もEUが構成比3割(30.1%)を維持したが、前年同期を1.9pp下回った(表1-1参照)。2025年同時期の輸出先上位10カ国中、半数がEU諸国である。首位の原油や天然ガスなどの鉱物性燃料が原油市況の低下(前年比14.5%減、ブレント)により6.9%減少した(表1-2参照)。2位のココア・調整品は、輸出量の減少を取引単価の高騰(前年比68.2%増、カカオ豆)が凌駕(りょうが)して65.5%と急増した。3位の電線・ワイヤー類など電気機器(14.5%増)は北アフリカ諸国からの調達が拡大する一方、4位の自動車はEUの景気低迷を受けて横ばい(0.7%増)だった。

中国は2025年(第1~3四半期)も輸出先国として首位の座を維持し、前年同期比6.1%増だったが、構成比(11.4%)は0.9pp低下した。輸出の約3分の1を占めるアルミや鉄、マンガン、クロムなど精鉱を含む鉱石・スラグ類は、輸出数量の拡大により金額(24.6%増)とシェア(5.3pp)を押し上げた。前年首位だった鉱物性燃料(25.2%)は、大半を占める原油の国際市況下落を受けて2位に後退(金額8.2%減、シェア3.4pp減)した。3位の銅・同製品は取引価格がやや上振れたものの、需要は落ち着き微増(2.7%増)にとどまった。

4位と5位にはスイスとアラブ首長国連邦(以下、UAE)が入った。輸出額は対前年同期比でそれぞれ75.0%、44.7%と急増し、構成比も1.8pp、0.9pp上昇した。両国向け輸出の大宗を占める金の国際市況が、2025年は前年平均から44%上昇したこと(注3)による。

7位のインド向け輸出は前年同期比27.3%増で、構成比も0.4pp増の4.7%に上昇した。原油や石炭などの鉱物性燃料が首位で、2位の真珠・貴石・半貴石・貴金属類は金が大宗を占める。2025年(第1~3四半期)は、西アフリカ産を中心にカシューナッツなどの食用果実・ナッツ類が銅・同製品と入れ替わり3位に浮上した。

輸出先として9位の米国向け(構成比4.0%)は、前年同期比で0.8%減とほぼ横ばいだった。別稿(2026年3月24日付地域・分析レポート参照)で解説のとおり、米国政府は2025年3月以降、相互・追加関税を相次いで発動。サハラ砂漠以南のアフリカ(サブサハラ)諸国の適格国を対象とした特恵関税制度であるアフリカ成長機会法(AGOA)も2025年9月末に失効した(注4)。もっとも、当初から関税引き上げの対象外だった鉱物・エネルギー資源に加え、2025年11月には農産品も一定品目が対象から外されたことで、通年では、懸念された輸出の広範な落ち込みは回避されたとみられる。米国側貿易統計(2025年第1~3四半期)(注2)によると、アフリカ最大の輸出品目である金やプラチナなどの真珠・貴石・半貴石・貴金属(57.8%増)と、2位の鉱物性燃料(14.8%減)は、国際市況の変動で前年から順位が入れ替わった。市況が高騰した3位のココア・調整品(2.7倍)と、追加関税の影響を受けた7位の自動車(63.6%減)も、同様に順位が逆転した。銅・同製品は、アフリカからの精製銅・銅合金の調達量が8.4倍となり、4位に急上昇(8.2倍)。衣料品は、メリヤス・クロス編み製品が5位(19.8%増)、それ以外が6位(5.1%増)で、懸念された相互関税の影響は限定的だった。

表1-1:アフリカの輸出先国・地域(△はマイナス値)注:*はカリブ諸国を含む。
順位
(2025年)
相手国・地域 2024年
(100万ドル)
構成比
(%)
2024年
1Q-3Q
(100万ドル)
2025年
1Q-3Q
(100万ドル)
構成比
(%)
対前年同期
増減率(%)
1 中国 79,555 12.3 58,796 62,359 11.4 6.1
2 フランス 42,333 6.5 29,524 31,090 5.7 5.3
3 イタリア 38,418 5.9 28,966 29,695 5.5 2.5
4 スイス 20,718 3.2 15,610 27,313 5.0 75.0
5 アラブ首長国連邦(UAE) 26,232 4.1 18,717 27,076 5.0 44.7
6 スペイン 35,352 5.5 27,667 25,944 4.8 △ 6.2
7 インド 27,575 4.3 19,947 25,394 4.7 27.3
8 ドイツ 26,429 4.1 19,492 23,828 4.4 22.2
9 米国 28,300 4.4 21,800 21,632 4.0 △ 0.8
10 オランダ 26,339 4.1 19,354 21,587 4.0 11.5
18 日本 7,249 1.1 5,210 5,785 1.1 11.1
合計(その他含む) 647,333 100.0 478,269 544,722 100.0 13.9
(参考1)EU 207,390 32.0 153,117 164,183 30.1 7.2
(参考2)アフリカ 114,301 17.7 84,347 103,413 19.0 22.6
(参考3)中東 42,874 6.6 31,062 39,651 7.3 27.7
(参考4)中南米* 13,798 2.1 10,715 8,254 1.5 △ 23.0

注:*はカリブ諸国を含む。

出所:IMF・ International Trade in Goods(2026年2月28日時点)を基にジェトロ作成  

表1-2:アフリカの上位輸出先国・地域と輸出品目内訳(2025年第1~3四半期)注1:*は相手国・地域の対アフリカ輸入統計(GTA)での上位品目と構成比。 注2:**は主要輸出品目・構成比(%)の出所がUNCTAD Stat「International Trade, Merchandise trade matrix, annual」、2024年値、SITC分類。
国・地域名(国別順位) 輸出額(100万ドル) 構成比(%) 主要輸出品目・構成比(%)*
EU 164,183 30.1 鉱物性燃料(HS27類:41.9%)、ココア・調整品(18類:8.8%)、電気機器(85類:6.5%)、自動車(87類:6.1%)
中国(1) 62,359 11.4 鉱石・スラグ類(HS26類:32.0%)、鉱物性燃料(27類:25.2%)、銅・同製品(74類:17.9%)、真珠・貴石・半貴石・貴金属(71類:12.0%)
スイス(4) 27,313 5.0 真珠・貴石・半貴石・貴金属(HS71類:90.1%)
アラブ首長国連邦(UAE)(5)** 27,076 5.0 金(SITC97類:66.6%)、真珠・貴石・半貴石(667類:8.2%)、銅(682類:5.3%)
インド(7) 25,394 4.7 鉱物性燃料(HS27類:44.5%)、真珠・貴石・半貴石・貴金属(71類:16.9%)、食用果実・ナッツ類(08類:6.4%)、銅・同製品(74類:5.9%)
米国(9) 21,632 4.0 真珠・貴石・半貴石・貴金属(HS71類、30.3%)、鉱物性燃料(27類:22.5%)、ココア・調整品(18類:6.6%)、銅・同製品(74類:5.5%)

注1:*は相手国・地域の対アフリカ輸入統計(GTA)での上位品目と構成比。
注2:**は主要輸出品目・構成比(%)の出所がUNCTAD Stat「International Trade, Merchandise trade matrix, annual」、2024年値、SITC分類。

出所:国・地域、輸出額、構成比はIMF「International Trade in Goods」(2026年2月28日時点)、主要輸出品目・構成比はGlobal Trade Atlas(GTA)を基にジェトロ作成  

米国から燃料、中国とインドから自動車の輸入が急増

次に、2025年第1~3四半期のアフリカの主要な輸入相手国を見る。加盟国中4カ国が上位10位入りしたEUが、輸入市場の約4分の1(構成比24.6%、前年同期比5.3%増)を占め、輸出同様に最大のパートナーとなった(表2-1参照)。ただし、輸入シェアは前年同期から0.9pp低下している。EUからの輸入品は、一般機械類(エンジン、タービン、データ処理装置、フィルター、コック・バルブ類など)、鉱物性燃料(ガソリン、ディーゼルなど)、自動車(乗用車、自動車部品など)、電気機器(電気回路接続・開閉・保護装置、電気ケーブル・ワイヤー類、携帯電話など)、医療用品(医薬品など)の上位5品目で全体の5割を占める(表2-2参照)。市況が低迷した鉱物性燃料を除き、上位品目の輸入額は前年同期を上回った。

国別首位の中国からの輸入額は前年同期比18.9%増となり、構成比も19.4%と1.6pp上昇し、2020年来の輸入シェア停滞を脱した。国内需要の低迷と対米輸出の制約を補うため、中国企業がアフリカ市場の開拓強化に動いていることが背景にある。主な輸入品として、一般機械類(土木用機器、ポンプ・コンプレッサー類、エアコン、フィルター類、PC・サーバーなど)、電気機器(携帯電話、整流器、リチウムイオンバッテリー、電気ワイヤー・ケーブル類など)、自動車(乗用車、自動車部品、貨物自動車、二輪車など)が上位を占めた。特に自動車は前年同期比64.2%増と著増し、乗用車は台数ベースで2.1倍の31万469台(注5)が輸入された。乗用車のうち、バッテリーEVは2.2倍(構成比9.6%)、プラグインハイブリッド車は16.2倍(5.6%)、ハイブリッド車は3.9倍(3.3%)と、新エネルギー車(NEV)の輸入がいずれも急増した。船舶も前年同期から倍増(2.1倍)し、5位のプラスチック・製品を抜いて4位に浮上した。

2位の米国からの輸入は前年同期比26.2%増と高い伸びを示し、構成比も前年同期を0.8pp上回る6.1%に上昇した。最大の輸入品目は鉱物性燃料で、主たる原油と液化天然ガスの輸入量が前年同期比でそれぞれ2.4倍、5.1倍と国際市況の下落率を大幅に上回ったことで、構成比も5.9pp上昇した。2位の航空機・部品は、路線拡大中のエチオピア航空の機体・補修部品需要、世界の航空機産業のサプライチェーンに組み込まれたモロッコ向けの部材需要などが構成比を1.0pp押し上げた。3位の自動車は、ガソリン車が主流の内燃系乗用車や自動車部品が好調で、構成比を0.4pp押し上げた。4位の一般機械類は、南北アフリカを中心に情報処理装置が増加したものの、建機用部品や熱交換器、液体ポンプなどが振るわず、前年同期を下回った。

インドは米国に続き3位の輸入相手国で、構成比は5.7%と、前年同期と同水準だった。輸入品では、ディーゼルやガソリンなどの鉱物性燃料が首位だ。2025年第1~3四半期はガソリンの輸入量が増加したものの、ディーゼルは減少し、価格低下も相まってシェアが大幅に低下(7.7pp減)した。2位の自動車は、全体の5割弱を乗用車、約2割を二輪車、1割強を貨物自動車が占め、いずれも内燃系が大半だ。2025年第1~3四半期は乗用車と二輪車が前年同期比で34.9%増、37.5%増と大幅に増加し、自動車全体の構成比も2.5pp拡大した。3位の穀物はほぼ全てがコメで、同時期の輸入量は前年同期を34.6%上回る約800万トンに達した。4位には医療用品が続き、その約8割を医薬品が占める。

このほか、輸入元として8位にUAE(構成比3.4%、前年同期比5.5%減)、10位にサウジアラビア(3.1%、10.4%増)と中東勢が入った。両国ともに2025年第1~3四半期の輸入品目は未公表だ。2020年以降は品目構造に大きな変化がなく、サウジアラビアからは原油・石油製品やポリマー・プラスチック一次原料など、UAEからは石油製品に加え、自動車(中古車含む)、電話機などの通信・音響機器、タバコなどが輸入されたとみられる。

域内では南アが7位(構成比3.5%、前年同期比3.0%増)となった。域内諸国は南アから、ガソリンや電力、石炭などのエネルギー品目、鉱業用機械類・部品などの一般機械類、貨物自動車や自動車部品、乗用車などの自動車、クロム鉱や鉄鉱などの鉱石・スラグ類(注6)を調達している。

表2-1:アフリカの輸入元国・地域(△はマイナス値)注:*はカリブ諸国を含む。
順位
(2025年)
相手国・地域 2024年
(100万ドル)
構成比
(%)
2024年1Q-3Q(100万ドル) 2025年1Q-3Q(100万ドル) 構成比
(%)
対前年同期増減率(%)
1 中国 132,702 18.0 94,491 112,372 19.4 18.9
2 米国 41,683 5.6 27,887 35,181 6.1 26.2
3 インド 39,198 5.3 30,173 32,857 5.7 8.9
4 フランス 30,048 4.1 21,563 23,174 4.0 7.5
5 スペイン 28,256 3.8 18,528 22,439 3.9 21.1
6 ドイツ 27,367 3.7 20,400 22,277 3.8 9.2
7 南アフリカ共和国(南ア) 27,149 3.7 19,924 20,523 3.5 3.0
8 アラブ首長国連邦(UAE) 26,165 3.5 21,022 19,857 3.4 △ 5.5
9 イタリア 22,833 3.1 16,671 18,320 3.2 9.9
10 サウジアラビア 22,616 3.1 16,252 17,949 3.1 10.4
14 日本 16,129 2.2 8,323 9,930 1.7 19.3
合計(その他含む) 738,917 100.0 530,438 579,075 100.0 9.2
(参考1)EU 184,827 25.0 135,255 142,431 24.6 5.3
(参考2)アフリカ 87,947 11.9 64,759 69,118 11.9 6.7
(参考3)中東 78,472 10.6 57,742 60,975 10.5 5.6
(参考4)中南米* 28,503 3.9 20,777 23,660 4.1 13.9

注:*はカリブ諸国を含む。

出所:IMF・ International Trade in Goods(2026年2月28日時点)を基にジェトロ作成  

表2-2:アフリカの上位輸入元国・地域と輸出品目内訳(2025年第1~3四半期)注1:*は相手国・地域の対アフリカ輸出統計での上位品目と構成比。 注2:**は主要輸入品目・構成比(%)の出所がUNCTAD Stat「International Trade, Merchandise trade matrix, annual」、2024年値、SITC分類。
国・地域名(国別順位) 輸出額(100万ドル) 構成比(%) 主要輸出品目・構成比(%)*
EU 142,431 24.6 原子炉・ボイラー・機械・部品類(HS84類:15.5%)、鉱物性燃料(27類:11.3%)、自動車(87類:10.1%)、電気機器(85類:9.2%)、医療用品(30類:4.2%)
中国(1) 112,372 19.4 原子炉・ボイラー・機械・部品類(HS84類:15.0%)、電気機器(85類:13.5%、自動車(87類:10.2%)、船舶(89類:8.4%)、プラスチック・製品(39類:5.0%)
米国(2) 35,181 6.1 鉱物性燃料(HS27類:29.9%)、航空機・部品(88類:10.9%)、自動車(87類:9.6%)、原子炉・ボイラー・機械・部品類(84類:9.2%)
インド(3) 32,857 5.7 鉱物性燃料(HS27類:21.9%)、自動車(87類:10.6%)、穀物(10類:10.2%)、医療用品(30類:9.7%)、原子炉・ボイラー・機械・部品類(84類:7.7%)
南アフリカ共和国(南ア)(7) 20,523 3.5 鉱物性燃料(HS27類:11.6%)、原子炉・ボイラー・機械・部品類(84類:11.2%)、自動車(87類:7.9%)、鉱石・スラグ類(26類:7.2%)
アラブ首長国連邦(UAE)(8) 19,857 3.4 石油・石油製品・派製品(SITC33類:34.8%)、自動車(78類:7.3%)、通信・音響機器(76類:6.6%)、タバコ(12類:4.8%)

注1:*は相手国・地域の対アフリカ輸出統計での上位品目と構成比。
注2:**は主要輸入品目・構成比(%)の出所がUNCTAD Stat「International Trade, Merchandise trade matrix, annual」、2024年値、SITC分類。

出所:国・地域、輸入額、構成比はIMF「International Trade in Goods」(2026年2月28日時点)、主要輸入品目・構成比はGlobal Trade Atlas(GTA)を基にジェトロ作成  


注1:
IMF「International Trade in Goods(IMTS)」(2026年2月28日時点)。IMF未報告の国・地域はIMF推計値として計上。 本文に戻る
注2:
相手国側統計として、Global Trade Atlas(GTA)を参照した。 本文に戻る
注3:
世銀「Commodity Prices」年次データ(2026年2月版)を参照。 本文に戻る
注4:
2025年9月末に失効したAGOAだが、アフリカでの米国の影響力低下を懸念し、米国下院歳入委員会が延長法案を承認。米国政府と議会は2026年2月、同年12月までのAGOAの延長で合意し、大統領承認を経て延長法が成立した。 本文に戻る
注5:
Global Trade Atlas(GTA)に基づきジェトロ試算。雪上車・ゴルフカートなど特殊用途車(HS 870310類)と分類不能区分車(HS 870390)は除く。 本文に戻る
注6:
南アの鉄鉱・クロム鉱の輸入国は主としてモザンビークだが、同国には当該鉱物を扱う規模の大きな金属精錬施設は所在せず、中継貿易地の役割を果たしていると考えられる。 本文に戻る
執筆者紹介
ジェトロ調査部上席主任調査研究員
兒玉 高太朗(こだま こうたろう)
1990年、ジェトロ入構。ドバイ事務所次長、パリ事務所次長、中東アフリカ課長、お客様サポート部長、市場開拓・展示事業部長、海外展開支援部長、関東・甲信越地域統括センター長兼東京貿易情報センター所長を経て、2025年5月から現職。