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世界の食トレンドL'ESSENCE DU THÉ - GEORGE CANNON
（レッサンス・デュ・テジョルジュ・キャノン）

フランス/パリ

有名パティスリーも顧客に持つ、お茶専門店の老舗。地下の茶室、地上階のショップ・喫茶スペースで本格的なお茶の世界を展開する。

1898年創業の「ジョルジュ・キャノン」は、フランスの老舗パティスリー等にお茶を卸すお茶専門店。2009年に喫茶スペースのあるショップ「レッサンス・デュ・テ」をオープンし、各種お茶の小売をするほか、自社のオリジナルブレンドも展開している。

店内には常時約300種類の紅茶が並ぶ。オリジナルのフレーバーティの他に、中国茶、台湾茶、プーアル、セイロン、アッサム、ダージリン、日本のお茶など、世界中から厳選した名産地のお茶を幅広く揃えている。また、アフリカ、ニュージーランド、南アメリカ、合衆国、コロンビアといった、あまり馴染みのない産地のお茶も集め、提供している。

地下には茶室があり、フランス人講師による初心者向けのお茶会を不定期で開催。奥の喫茶スペースで提供される料理やケーキにも必ずお茶が使われ、まさにお茶に捧げられた一軒と言える。

ショップに来店する客層は年齢も性別も、国籍も様々。茶葉の価格は、ワインのように幅が広く、フレーバーティは一缶（100g）が10ユーロ程度で購入出来るが、産地別のお茶になると上限はないほどに高価になる。プレゼントを購入に来店する客はフレーバーティを選び、原産地別の高級茶は自分用に求めることが多い。

日本のお茶は、煎茶、番茶、玄米茶、ほうじ茶、玉露、茎茶、新茶、抹茶、料理用抹茶など。煎茶はやぶきた、宇治など、産地別に数種類扱っている。オリジナルフレーバーティには、煎茶に桜エッセンスとバラの花のフレーバーを加えた「fleur du temple de tokyo（東京の寺の花）」や、煎茶にレモン、生姜のフレーバーを加えた「voyage à tokyo（東京旅行）」などもある。

喫茶スペースでは、ランチメニューのほか抹茶を使ったデザートやケーキ、アイスクリームなどを提供している。

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L'ESSENCE DU THÉ - GEORGE CANNON（レッサンス・デュ・テジョルジュ・キャノン）
12 Rue Notre Dame des Champs, 75006 Paris
01 53 63 05 43
http://www.georgecannon.fr/le-salon-de-the/
営業時間：月曜12時〜18時、火〜土曜10時30分〜19時30分（定休日日曜）