中国IPG（知的財産権問題研究グループ）

中国IPG（Intellectual Property Group in China、中国知的財産権問題研究グループ、在华日资企业知识产权保护联盟）は、中国における適切な事業環境の実現を通じた日中経済交流及び日中友好関係の更なる発展に資するため、中国において事業展開を行う日系企業及び団体が主体となり、多角化する知的財産問題の解決に向けた取り組みを行うことを目的とした組織です。その目的のために、日中両国政府関係機関、中国で活動する知的財産関係機関、有識者等との交流とともに、情報収集、調査研究、情報発信等の各種活動を積極的に行うこととしています。

中国におけるIPG活動は、2012年度まで、北京IPG、上海IPG及び広州IPGの各地域拠点において行っておりましたが、IPG活動の深化に伴い、中国全体としての活動が増加しつつあることを受け、統一的で効果的・効率的な活動を実施するために、2013年4月に各IPGを統合して「中国IPG」を発足させるとともに、「中国IPG運営規定」の整備等についての1年間の準備期間を経て、2014年4月に完全統合いたしました。さらに、2014年度の活動を通して認識された様々な課題に対応するため、「中国IPG運営規定」を改正し、専門委員会の新設、業界別ワーキンググループの位置づけ等を見直す等の対応を行いました（参照：中国IPG体制図（206KB））。