国内スタートアップ向け海外展開支援プログラム
グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム

Global Startup Acceleration Program (GSAP)(*1)

2025年度の募集を開始しました。

ジェトロは、内閣府等と連携し、全国のスタートアップ企業の海外展開を支援します。
本プログラムでは、スタートアップの成長支援で高い実績を誇る海外のトップアクセラレーターと連携し、個々のスタートアップのニーズに合ったアクセラレーションプログラムを提供。世界共通の課題を解決する製品、技術、サービス、アイデアをお持ちのスタートアップ企業の参加をお待ちしています。

(*1) 2023年度より「スタートアップシティ・アクセラレーションプログラム(Startup City Acceleration Program:SCAP)」は「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(Global Startup Acceleration Program:GSAP)」へ名称が変更となりました。

GSAPの5つの特徴

  1. 世界トップレベルのアクセラレーターによるエクイティ・フリー型のプログラム(出資なし)※使用言語:英語
  2. アクセラレーターだけが持つコミュニティ、有益な情報・リソース・コネクションの獲得
  3. 現地販路/顧客開拓などの海外展開に重要なスキルを加速度的にブラッシュアップ
  4. 著名な講師陣やメンター、ネットワーキング等を通じた現地の投資家やパートナー企業とのコネクション
  5. 米国マーケットにとどまらない、他地域や世界規模での事業展開をサポート

GSAP2025プログラム概要(5コース)

(詳しくはGSAP2025プログラム詳細をご覧下さい)

コース名 対象分野 アクセラレーター 期間 募集枠
(社)
ステージ
Enterprise BtoBコース BtoB向けサービス(BtoB、BtoBtoC、SaaS) AlchemistX 約10~28週間 30 プレシード~
シリーズB
AIコース 生成AI,その他AIを用いたサービス StartX 約12週間 15 プレシード~
シリーズA
DeepTechコース Life Science, Big Data, Chip&Semiconductor, FinTech等 Berkeley SkyDeck 約20週間 20 プレシード~
シリーズA
Sustainabilityコース Sustainability, Cleantech, Climatetech等 Third Derivative, New Energy Nexus 約24週間 10 プレシード~
シリーズB
Manufacturingtech & Hardtechコース ハードテック、先進製造、モビリティ、電動化、自動システム、先進材料、IoT、AIハードウェア等 industry 4.0 約12週間 15 プレシード~
シリーズA

GSAP2025 説明会動画

開会挨拶

コース紹介

「グローバル展開を目指すスタートアップは何をすべきか」ZEALS 清水氏

GSAP過去参加企業によるパネルディスカッション

お申し込み方法

(注意)お申込み・ピッチ資料の二点をご提出で申込完了となります。
応募要件に記載のご利用条件、免責事項をご確認のうえ、以下お申込みフォームにてお客様情報を登録してください。
また、ピッチ資料詳細については、各コースのエントリー要項をご確認の上、以下「ピッチ資料提出」へご提出ください。

GSAP2025プログラム詳細(5コース)

海外展開の市場参入戦略の策定、市場インサイトの獲得、ネットワークの構築、販路開拓、事業提携、資金調達を目的とする、ワークショップ、ディスカッション、プレゼンテーション等を通じてスキルアップを図る他、専門家によるメンタリング、投資家を含む潜在的なパートナー等への紹介により短期間での海外展開準備や市場参入を目指します。

【AlchemistX】Enterprise BtoBコース

アーリーステージのエンタープライズ部門スタートアップ支援・投資に特化した米国のアクセラレーター。エンタープライズ部門のアクセラレーターとしてNo.1の評価を獲得。プログラム参加企業の総資金調達額は14億ドル以上。本コースは下記3つのフェーズで構成されており、どのフェーズからでも応募可能。
Phase1: 「米国市場理解」, Phase2: 「PoC・事業検証」, Phase3 「事業・顧客拡大」

Phase1

時期:
9月~11月(基本オンライン)。6/23~6/25は東京での対面Bootcampを予定
企業数:
30社
分野:
法人顧客向けサービスを提供している企業(BtoB、BtoBtoC企業)
対象:
プレシード~シリーズAの法人顧客向けサービスを展開し、米国市場進出を見据えている企業
申込期限:
2025年5月11日23時59分(日本時間)

募集要項PDFファイル(1.9MB)

コース概要動画外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

※Phase2・Phase3の詳細については、募集要項P.12-13の「05 |エントリー – 選考プロセス」をご参照ください。
募集開始時期は6月以降を予定しております。Phase2・Phase3の募集開始の案内希望者は、以下のフォームよりご登録ください。

【StartX】AIコース

スタンフォード大学発のアクセラレーター。
ユニコーン企業を18社輩出、コミュニティに集う起業家の数は1,600名を超えており、シリコンバレーの中でも非常に高い評価を受けている。米国の既存プログラムへの応募は300件以上、採択率は10%以下であり、本プログラムは、日本のスタートアップ向けに特別に用意されたプログラム。

時期:
8月~11月(基本オンライン)10月後半ごろに1週間程度サンフランシスコ渡航
企業数:
15社
分野:
生成AI,その他AIを用いたサービス
対象:
シード~シリーズAの法人顧客向けサービスを提供している企業(BtoB、BtoBtoC、SaaS企業)
申込期限:
【1次応募】2025年4月20日23時59分
【2次応募】2025年5月30日23時59分(日本時間)
※プログラムの参加者はFounder限定となります。

【Berkeley Skydeck】DeepTech コース

米国カリフォルニア大学バークレー校発アクセラレーター。 独自のファンドを持ち、大学の人材・環境を活用した大学発スタートアップの支援に強みを有する。

時期:
10月~2月中旬(基本オンライン)
企業数:
20社
分野:
ディープテック
対象:
プレシード~シリーズAの大学関連スタートアップ、研究開発型スタートアップ、研究者、博士研究員等

11/3~11/21は渡航期間。スタンダードな渡航期間は3週間だが、渡航期間内の調整は可能。渡航期間中はBerkeley Skydeck内に各社用のデスクが設置。
※原則として、参加企業は1名以上のUC Berkeley校からのインターン生の受け入れをお願いします。

申込期限:
2025年6月6日23時59分(日本時間)

【Third Derivative, New Energy Nexus】Sustainabilityコース

約800名の社内専門家と200名以上の外部メンターを抱えるD3と15カ国にわたる起業家育成の実績を持つNEXが連携するプログラム。CO2削減や気候レジリエンス分野への投資を行うJapan Energy Fund Venturesも協力パートナーとして参加。コアプログラムは10月までだが、12月までフォローアップのメンタリングが予定されている。

時期:
7月~12月(基本オンライン)6月後半頃に東京での対面Bootcampを予定
企業数:
10社
分野:
サステナブル分野全般(Sustainability, Cleantech, Climate tech)
対象:
プレシード~シリーズBの企業
申込期限:
2025年5月11日23時59分(日本時間)

【industry4.0】Manufacturingtech & Hardtechコース

米国中部イリノイ州に拠点を置くLEAN ROCKET LABとCENTREPOLIS Acceleratorによって運営されているアクセラレーター。
industry4.0を活用したスタートアップを支援し、大手製造業や投資家等との強いコネクションを有する。

時期:
8月~10月(基本オンライン)、9月29日~10月3日に米国デトロイトに渡航予定
企業数:
15社
分野:
ハードテック、先進製造、モビリティ、電動化、自動システム、先進材料、IoT、AIハードウェア
対象:
プレシード~シリーズAの企業
申込期限:
2025年5月25日23時59分(日本時間)

【StartX】Flagship prepコース

スタンフォード大学発のアクセラレーターであるStartXの、世界中から応募がある採択率10%以下のFlagshipプログラムへの参加を目指すプログラム。StartXのメンターとの相談や応募資料などの作成、1:1メンタリングなどを通じて、Flagshipプログラムへ応募し、採択されると、他国スタートアップと共にFlagshipコースへ参加し、米国展開を加速させる。(当Prepコースに採択されても、Flagshipへの参加が約束されることはありません。)

時期:
募集要項を参照(3バッチ実施)
企業数:
各バッチ5-7社
分野:
不問
対象:
プレシード~シリーズA
申込期限:
Batch(1)2025年5月9日(金曜) 11時59分(JST)
Batch(2)2025年9月10日(水曜) 23時59分(JST)
Batch(3)2026年1月6日(火曜) 23時59分(JST)

応募要件

1から6の全ての要件を満たしている必要があります。加えて個別の応募要件がありますので、詳細は各コースの募集要項をご確認ください。

  1. 日本国内に所在するスタートアップ企業であること
  2. 海外での事業展開や資金調達を検討していること
  3. 商談可能な英語力を有すること
  4. 海外展開について意思決定権をお持ちの方(取締役、海外展開責任者)が参加可能であること
    (※AIコースのみ、Founderの参加が必須となります。)
  5. ご利用条件PDFファイル(356KB)オンライン・プログラムご利用条件PDFファイル(271KB)に同意し、本コースに関わる全てのプログラムに参加できること
  6. プログラム中または参加後のアンケートや面談に協力いただけること(※随時、内閣府及びジェトロよりフォローアップアンケートやビジネスの状況についての調査を実施します。)

費用負担

ジェトロ負担部分
プログラム参加費
企業負担
現地渡航費、宿泊費
国内Bootcampにかかる移動費、宿泊費
ESTAやVISA、海外保険等US渡航にかかる費用
その他「ジェトロによる費用負担」以外のすべての費用

特記事項

  1. 過去にStartup City Acceleration Program、Global Startup Acceleration Programに参加した企業も同一コース同一アクセラレーター以外は参加可能です。
  2. DeepTechコース参加の場合、原則として参加企業は1名以上のUC Berkeley校からのインターン生の受け入れをお願いします。
  3. 採択審査にあたり、アクセラレーターと面談が発生する可能性があります。その際は追ってご連絡をいたします。

コース選択でお悩みの方へ

コース選択でお悩みの方に対して、30分程度のご相談をお受けしております。ご希望の場合はご登録フォームよりご登録ください。
本サービスの活用有無は選考には一切関係ありません。また、ご応募数により締切を設ける可能性がございます。

2024年度参加企業(順不同)

※以下の掲載企業は、2024年度のGSAPに参加した企業の一覧です。
アクセラレーションプログラム過去参加企業一覧

エクイティ方式(出資付き)のスタートアップ・アクセラレーションプログラム

ジェトロはGSAP(プログラム参加費無料、出資なし)の他、海外投資家や海外アクセラレーターを日本に誘致する活動も行っております。現在、以下のアクセラレーターが日本で出資付きのプログラムを初めて設置し、参加者を募集しています(一部募集終了)。
なお、こちらのアクセラレータープログラムは、アクセラレーター(シードVC)からスタートアップに投資をすることを前提に設計されています。投資条件については、各プログラムの詳細をご覧ください。

Techstars Tokyo

募集時期:
2024年12月16日~2025年5月14日まで
実施時期:
2025年8月18日(月曜)より約3か月、DemoDayは2025年11月25日
場所:
東京ミッドタウン八重洲「イノベーションフィールド八重洲」
企業数:
12社
出資額:
Techstarsの組成するファンドから1社あたり12万ドル
*Techstars ウェブサイトInvestment terms外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます 参照
募集対象:
日本から世界をめざす日系スタートアップならびに世界各国のスタートアップ
応募方法:
Techstars Tokyo Website外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますより直接お申込み
企業ロゴ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

お問い合わせ先

ジェトロ・スタートアップ課
〒107-6006 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル 6階
E-mail:su-support@jetro.go.jp

※企業選考についてのお問い合わせは一切お答えできません。

担当者
  • 全体:茨木
  • Enterprise BtoBコース :茨木
  • AIコース:加賀
  • Deep Techコース:迫田
  • Sustainabilityコース :外山
  • Manufacturingtech & Hardtechコース:林田
  • 出資付きプログラム(Techstars):園田

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