特集 新たなステージに入った世界のカーボンプライシング

温室効果ガス(GHG)排出削減のための政策ツールの1つとして、排出量取引制度(自社の排出量に応じて排出枠を売買)や炭素税(化石燃料などに課される税金)などのカーボンプライシングを導入する国・地域が拡大している。2023年10月のEUの炭素国境調整メカニズム(CBAM)の報告義務の開始などに伴い、企業は自社製品のGHG排出量、既に支払っている炭素価格を把握する必要性に迫られている。排出量取引制度を中心に、主要国の現在の制度と炭素価格の動向を整理する。

2024年6月13日