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味覚・嗜好上の特徴
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- 食事は塩味を好む傾向がある。提供された料理に卓上塩を追加してかける光景もよく見られる。デザートは甘いものが好まれる。辛いものは基本的に食べず、酸味の強い食品も好まれない。
- 食事の際には甘いお茶(チャイ)を一緒に飲むことが一般的である。店によっては飲酒が可能でビールやウォッカが流通している。家庭環境や宗教的配慮により非飲酒層も一定数存在する。都市部の若年層では飲酒機会が増加している。
- 主食はパン(ノン)と米料理(プロフ)(写真1)であり、油脂を用いたコクのある味、塩味・旨味を重視する傾向にある。家庭での手料理志向が強く、来客時は多品目を提供する文化がある。食卓を囲み料理をシェアして食べる形式が一般的である。
- 羊肉・牛肉の消費が中心で、ハラールを重視する傾向が強い(宗教的制約の程度には個人差がある)。豚肉の消費は極めて限定的。乳製品(ヨーグルトやカッテージチーズ類)、紅茶(緑茶・紅茶双方)は日常的に消費されている。
写真1 プロフ
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制度的制約
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- 関税:WTO未加盟(2026年7月時点交渉中、ウズベキスタン政府は2026年12月までの加盟を目指している)。
- 2024年以降、特定製品において製造業者または輸入業者が当該製品にウズベク語ラベルの貼付が行われていない場合、輸入に必要な衛生証明書が取得できず、実質的に輸入前のラベル対応が必須となっている(ただし包装前の製品や、自社使用目的とする場合などには例外がある)。
- ハラール認証の取得は義務ではないが、特に食品分野においては歓迎される傾向にある。ドイツ、ハンガリー、ウクライナがハラール認証の動物性製品を多く輸出している。
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商流・物流・商習慣
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- 伝統バザール(市場)と近代小売業態(スーパー)が併存していることが特徴である。飲食店も個人も生鮮食品を中心にバザールで調達する事が多い。Korzinka, Macro, Havasなどのスーパーは主に中間層に利用されている。
- 輸入食品はロシア、カザフスタン、トルコ、中国経由のものが多い。日本品はほとんど取り扱いがないが、一部店舗にて販売されている程度である。その他、サプリメントを中心にSNSを活用した個人輸入代行業者の活動も見られる。
- 物流面では内陸国であるため、鉄道・トラック輸送が中心であり、リードタイムが長い。現在は中国・カザフスタン経由が一般的で、輸送に数カ月を要する場合もある。賞味期限や保存期限の長い商品が好まれる傾向にある。
- コールドチェーンは整備途上であり、冷凍・チルド商品の流通には制約がある。
- アルコール類は一般的なスーパー店頭では販売されていないことが多く、主にリカーショップで販売されている。リカーショップ自体は各地に点在しており都市部であれば容易に購入できる。
- 外食では、ローカルレストランを中心にアルコール類を提供していない店舗も見られる。一方、高級レストランや観光客向け店舗の多くではアルコール類を取り扱っている
- 価格感度が高く、コストパフォーマンスが重視される。特に中国製の日本風食品が流通しているため、価格面での競争は激しい。
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Eコマースの概要
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- 配送サービスでは大手IT企業Yandexが提供する「Lavka」、大手小売りが提供する「Korzinka Go」の利用が一般的である。
- 食品ECはまだ普及段階にあり、2022年時点でEC市場全体の約3%を占めるに過ぎない。物流インフラや配送網の制約からサービスは主にタシケントなど都市部に集中しているが、インターネット利用拡大やキャッシュレス化を背景に今後の成長が期待される。
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外食・小売等の状況
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- 外国料理に対しては比較的寛容な傾向にあり、タシケント市内には韓国、中華、トルコ、ジョージア、ロシア、イタリア、汎アジア料理店などの飲食店が数多く存在する。またNOVIKOVグループ、Sun Groupが運営する高価格帯レストラン(欧州料理、ジョージア料理など)も人気が高く夜はほぼ満席となっている。
- タシケント市内では、オフィス街で昼食にYandexで食事のデリバリーを注文することも一般的である。
- ヨーロッパ風のカフェが人気を集めている。市内で店舗数が多いのはBon!, Safiaなど。Safiaは、ウズベキスタン日本センター(UJC)で日本式経営のコースを受講後、訪日研修を実施している。
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日本食普及状況等
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- タシケント市内には日本食専門飲食店は4件(ふるさと、どんぐり、KU、Tokyo Street Food)。汎アジアレストランはTANUKI、YAPONYA MAMAをはじめとして多数存在する。タシケント・サマルカンドなどの都市以外ではほとんど普及なし。
- 日本企業による外食・サービス産業の進出事例では、2022年3月にHISが出資する初の日系ホテルが、タシケント市中心部で開業。2023年9月には広島の企業がカフェをオープンした。
- 日本食レストランの来店客は若年層・富裕層・外国人が中心で、「ヘルシー」「高品質」のイメージが浸透しつつある。すしとラーメンの人気が高い。アジア料理全般への関心も高まっている。
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