知的財産ニュース 香港税関、海賊版使用の7会社を摘発、10人逮捕

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香港税関は先日、通報を受けて海賊版使用の疑いがある7つの会社を捜査し、海賊版ソフトウェアがインストールされた85台のパソコンを差し押さえ、容疑者10人を逮捕した。

香港税関はこのほど、海賊版コンピューターソフトウェアの使用を取り締まる一連の行動を実施した。今回の事件で摘発したのは建築、設計、広告、印刷、飲食など業界の企業で、容疑者に7人の役員と3人の職員が含まれる。検出されたオペレーションシステムやオフィスソフトなどの海賊版ソフトウェアの総額は36万香港ドルだった。

22日に開かれた記者会見で香港税関の版権·商標調査担当部署の責任者が、今年1～11月、企業の海賊版ソフトウェア使用に関する通報92件を受け付けたことを明らかにした。去年の同じ時期は87件を受け付けたという。同責任者はまた、税関は企業などの海賊版使用を密接に注視し、ソフトウェア企業との協力を強化するとともに、市民による通報を奨励する方針だと表明した。