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外国人就業規制・在留許可、現地人の雇用

最終更新日:2018年06月21日

外国人就業規制

外国人労働者の雇用数上限は、単純作業従事者の場合はラオス人従業員数の15%、専門・技術職の場合は25%。

ラオスで事業活動を行う企業は、ラオス人の優先的雇用を推奨されているが、必要な労働力がラオス人で満たせない場合、外国人を雇用することができる。外国人労働者の比率上限は、単純作業従事者の場合はラオス人従業員数の15%、専門・技術職の場合は同25%である。5年以内の大規模国営事業における外国人労働者の雇用については、別途個別の契約で定める(2013年11月24日付改正労働法第68条)。
なお、駐在員事務所については2018年5月現在、ラオスにおける駐在員事務所の設立と管理に関する計画投資省大臣合意(草案)が準備されており、ここでは駐在員事務所における外国人従業員は2名以下とする大臣令が起草されている。

ラオスで働く外国人は、20歳以上で職位に応じたスキルと専門的能力があり、犯罪歴がなく、健康で、その他必要な条件を満たす者、とされている(同法第43条)。

労働契約は1回につき12カ月間、最長5年間を超えてはならない。ただし、管理職・専門職の外国人労働者の5年以上の勤務については個別対応とする(同法第45条)。

在留許可

外国人投資家および外国人労働者がラオスに在留するには、ビジネスビザ(NI-B2もしくはI-B2)あるいは労働者ビザ(LA-B2)、および滞在許可証が必要である。

ラオスに公用を除く就業目的で入国するには、外国人投資家用のビジネスビザ(NI-B2もしくはI-B2)あるいは外国人労働者用の労働者ビザ(LA-B2)のいずれかが必要である。それらのビザを有し、パスポートの残存期間が6カ月以上ある者は、ラオス政府より設立・コンセッション契約の認可を受けた企業からの申請により、滞在許可証の発給を受けることができる。

60日以下の任務の場合、および61日以上の任務で滞在許可証あるいはIDカードを有する場合には、複数回の出入国が可能なマルチプルビザが発給される(2014年12月26日付外国人出入国管理法第20条、第21条、第35条)。

マルチプルビザの有効期限は、滞在許可証あるいはIDカードの期限に制限され、一般的な投資家および外国人労働者には3カ月、6カ月、1年のいずれかの期限のビザが発給される。ラオス政府と10年以上のコンセッション契約を有する投資家とその家族は、3~5年の長期滞在許可・マルチプルビザの発給が受けられる。滞在許可証およびマルチプルビザの申請に必要な書類は次のとおり(計画投資省投資奨励局ウェブサイト)。

  1. ラオスに登記されている企業による申請書
  2. ラオス入国時のビザ(NI-B2あるいはLA-B2)
  3. 投資許可証あるいはコンセッション許可証のコピー
  4. 事業許可証あるいは工場建設許可証のコピー
  5. 企業登録証明書のコピー
  6. 納税者登録証明書のコピー
  7. パスポート原本と写真4枚(3cm×4cm)

滞在許可証とマルチプルビザの取得にかかる費用は次のとおり(2012年12月26日付手数料・サービス料に関する国家主席令第32条、第34条、第37条)。

表1 滞在許可証の取得費用
滞在許可証 手数料 サービス料
3カ月(許可登録) 30万キープ 2万キープ
6カ月(許可証発行) 60万キープ 10万キープ
1年(許可証発行) 120万キープ 10万キープ
表2 マルチプルビザの取得費用
マルチプルビザ 手数料 サービス料
3カ月 30万キープ 5,000キープ
6カ月 60万キープ 5,000キープ
1年 120万キープ 5,000キープ

現地人の雇用義務

雇用契約に基づく有期雇用は最長3年。正式雇用の前に試用期間を設けることが認められている。

雇用契約に基づく有期雇用は最長3年まで認められ、3年以上の場合は期限の定めのない雇用となる。契約を更新する場合には、契約終了日より60日以内に行う(改正労働法第76条)。

試用期間については、一般労働者の場合は30日以内、専門技術者の場合は60日以内の範囲で認められている。雇用者は、試行期間終了日の7日間前までに正式採用の可否を通知しなくてはならない。試用期間中の労働の対価として、労働者は給与もしくは賃金の90%以上の支払いを受けることができる。試用期間中に10日間以上の欠勤があった場合には、雇用契約を無効にすることができる(同法第78条、第79条)。

2018年4月25日付ラオスの労働者の最低賃金の改正に関する労働社会福祉省ガイドラインNo.1121号に基づき、2018年5月よりラオス人労働者の最低基本賃金が月額110万キープに増額された。それ以前の90万キープから約22%の賃上げとなる。

詳細はジェトロ・ビジネス短信「最低賃金の改正でガイドラインを発布(2018年5月8日)」およびその添付資料「ラオスの労働者の最低賃金の改正に関する労働社会福祉省ガイドラインNo.1121号(日本語仮訳)」を参照。

その他

隣国タイの入国管理局は、「ラオスを含む国境を接する国からの陸路による査証免除措置を利用しての入国を暦年で2回まで」とする旨の内務省令を2016年12月1日付官報にて告示した。同措置は2016年12月31日より施行されており、このためタイへ陸路にて年3回以上入国するにはタイのビザを取得する必要がある。

ラオスで勤務する日本人は、在ラオスタイ大使館においてはTOURISTのシングルビザ(手数料:1,000バーツ)および6カ月のマルチプルビザ(手数料:5,000バーツ)を取得することができる。申請に必要な書類は以下のとおりである。

  1. パスポート(残存期間6カ月以上)
  2. ラオスの滞在許可証もしくは労働許可証(残存期間6カ月以上)
  3. 本人もしくは組織の銀行ステートメント
  4. 所属会社からのレター
  5. 申込書および写真2枚(3.5cmx4.5cm)

在ラオス タイ大使館ウェブサイト:ROYAL THAI EMBASSY, VIENTIANE, LAO PDR外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

ご相談・お問い合わせ

現地日系企業の皆様

最寄りのジェトロ事務所にご連絡ください。

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