日本の一般旅券保有者へ商用目的の30日間ビザ免除を発表

(ラオス、日本)

ビエンチャン発

2025年06月23日

在日ラオス大使館は6月20日、ウェブサイト上のビザ案内ページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを更新し、日本の一般旅券保持者に対し、観光目的に加えて商用目的においても30日の入国ビザ免除を適用すると発表した。一般旅券の残存有効期限が、入国時に6カ月以上であることが条件となる。

これまでラオス政府は、日本との外交樹立70周年を記念して、観光目的の場合のみ6月1日から日本の一般旅券保持者に対し、入国ビザ免除期間を15日間から30日間に延長していた(2025年6月4日記事参照)。

なお、長期滞在の場合、一般的な外国人投資家は3カ月、6カ月、1年のいずれかの期限で複数回の出入国が可能なマルチプル・ビジネスビザ(NI-B2もしくはI-B2)および滞在許可証(Stay Permit)、もしくはIDカードの取得が必要である。また、外国人技術者・労働者は、1カ月、6カ月、1年のいずれかの期限で複数回の出入国が可能なマルチプル・労働者ビザ(LA-B2)と労働許可証(Work Permit)、滞在許可証の取得が必要だ。詳細は、ジェトロのラオス制度情報「外国人就業規制・在留許可、現地人の雇用」を参照のこと。

(山田健一郎)

(ラオス、日本)

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