日本からの輸出に関する制度 栄養補助食品の輸入規制、輸入手続き

米国の輸入規制

1. 輸入禁止(停止)、制限品目(放射性物質規制等)

調査時点:2018年10月

東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により、米国政府は、日本で出荷制限措置がとられた品目について、県単位で輸入停止措置を講じるとともに、その他の品目については、米国の食品安全基準に違反していないことの証明または米国側でのサンプル検査などを課しています。輸入警告(インポートアラート)は米国保健福祉省・食品医薬品局(FDA)のウェブサイトで公開されていますが、その内容は頻繁にアップデートされているため、注意が必要です。

栄養補助食品は農産物のような本項目に関する直接的な検査対象にはなりませんが、安全な原材料を使って製造することは製造会社の責任となります。

2. 施設登録、商品登録、輸入許可等(登録に必要な書類)

調査時点:2018年10月

米国では、規制上、栄養補助食品は食品の一部として扱われており、食事を補助することを目的とした製品で健康な人を対象にしています。製造、品質管理、表示などは1994年の栄養補助食品健康および教育法Dietary Supplement Health and Education Act of 1994(DSHEA)によって規制されています。

日本から栄養補助食品を輸入するためには、一般食品と同様に食品施設登録と事前通知などが必要となります。

3. 動植物検疫の有無

調査時点:2018年10月

米国に輸入される栄養補助食品については米国食品医療品局(FDA)の所管ですが、動物由来の原料を使用している食品は、米国農務省(US Department of Agriculture:USDA)の動植物検査局(Animal and Plant Health Inspection Service:APHIS)と食品安全検査局(Food Safety and Inspection Service:FSIS)も関連している可能性があります。APHISは動植物検疫、FSISはヒトの健康に対する安全性を担当しています。

また、FDAの管轄下にある栄養補助食品については、バイオテロ法〔the Public Health Security and Bioterrorism Preparedness and Response Act of 2002The Bioterrorism Act)〕および食品安全強化法などの法律が適用されます。そのため輸入通関地において、FDAによるサンプリング検査が行われる場合もあります。さらに当該検査を効率的かつ、より確実に実施することを目的として、貨物が米国に到着する前の一定期中に、FDAに対し貨物の重要情報を輸出ごとに事前通知する義務が課されます。

米国への栄養補助食品の輸入には、FDAなどからの輸入許可書の取得などは課されていません。

この情報はお役に立ちましたか?

役立った

役立たなかった

マイリスト マイリストを開く 追加

閉じる

マイリスト
マイリスト機能を使ってみませんか?
ジェトロ・ウェブサイトのお好きなページをブックマークできる機能です。
ブックマークするにはお好きなページで追加ボタンを押してください。