日本からの輸出に関する制度青果物の輸入規制、輸入手続き

台湾での輸入手続き

1. 輸入許可、輸入ライセンス等、商品登録等(輸入者側で必要な手続き)

調査時点:2020年8月

青果物の輸入に際して、特別の許可、ライセンスの取得などは必要ありません。
輸入業を行うためには経済部国際貿易局において輸入業者の登録が必要です。また、食品を輸入するためには衛生福利部食品薬物管理署(台湾FDA)に食品輸入業者の登録が求められます。登録には、会社登記、輸入品分類、再包装の有無などについての資料を提出する必要があります。

2. 輸入通関手続き(通関に必要な書類)

調査時点:2020年8月

輸入者は輸入の15日前に輸入港所在地の検査執行機関において、次の書類を書面あるいは電子文書形式で提出し、輸入検査を申請します。

  1. 輸入検査申請書
  2. 輸入製品の基本情報に関する申告用紙
  3. 輸入申告書のコピー
  4. 衛生福利部食品薬物管理署(台湾FDA)が求める衛生・安全証明資料など

また、青果物の輸入通関にあたっては、さらに日本の植物防疫所発行の植物検疫証明書、輸入動植物および同産品検疫申請書などの書類が必要になります。

また、2015年5月15日から、輸入停止中の福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県の5県以外の全都道府県の青果物について、産地証明書が必要になりました(「輸入禁止(停止)、制限品目(放射性物質規制等)」参照)。ただし、青果物については、植物防疫所発行の植物検疫証明書での通関が認められているため、同証明書を取得している場合は産地証明書の提出が不要になります。

3. 輸入時の検査・検疫

調査時点:2020年8月

検査
台湾に輸入するすべての食品は、食品衛生検査を受けなければなりません。輸入食品検査は衛生福利部食品薬物管理署(台湾FDA)が関係機関に委託して実施します。
検査員による書類審査、現場検証(包装、外観および表示などの点検)、抜き取り検査(感覚・知覚検査、化学・生物・物理的検査)を経て、食品衛生管理法の関連規定に適合すれば輸入品の登録がされ、台湾FDAから輸入許可証が交付されます。
検疫
また、品目によっては、輸入食品検査および動植物検疫の二つを受ける必要があるものもあります。行政院農業委員会動植物防疫検疫局による「検疫が必要な植物品目表」では、青果物輸入時に検疫が必要な品目について定められています。

4. 販売許可手続き

調査時点:2020年8月

台湾での青果物の販売に特化した免許や登録はありませんが、青果物の卸売・小売販売は、公正な価格形成と秩序ある商取引を目的とした「農産品市場交易法」の規制を受けます。同法により、卸売市場で卸売商として商取引を行うには卸売商許可証が必要となり、小売市場は直轄市または県市政府の認可が必要です。なお、台湾の農産品の小売販売に重要な役割を果たしている露天商は、出店地の行政当局から認可を受ける必要があります。 また、農産品一般の販売業者のライセンス取得・登録の詳細については、「農産品市場交易法」第14条、第19条、第22条、第32条を確認する必要があります。

5. その他

調査時点:2020年8月

なし