知的財産ニュース 「知的財産訴訟弁論コンテスト」、今年の優勝者は?

2026年8月11日
出所: 韓国知識財産処

- 知識財産処・特許裁判所、「第13回知的財産訴訟弁論コンテスト」を共同開催

- 全国16の法科大学院が参加…知的財産訴訟に対する関心と熱気が際立つ


韓国知識財産処(キム・ヨンソン処長)は、特許裁判所(ハン・ギュヒョン裁判長)と共に、8月10日(月曜)に特許裁判所(大田市西区)で「第13回知的財産訴訟弁論コンテスト」の授賞式を開催したと発表した。

今年で第13回を迎える本大会(2014年開始)は、韓国の法科大学院の学生たちに、実際の法廷における知的財産権訴訟の実務を体験する機会を提供し、法的専門性と実務能力を兼ね備えた知的財産専門の法曹人を育成することに意義を置いている。

今回の大会には、全国16の法科大学院から53チーム、159名の学生が参加を申し込んだ。

全国の25の法科大学院のうち16校が参加したことから、知的財産権訴訟に対する法科大学院生たちの高い関心と情熱が際立っていた。

大会は、特許裁判所の裁判官と特許審判院の審判官が直接出題した特許および商標訴訟の事例型問題に対し、参加者が訴訟準備書面を作成・提出し、予選・本選・決勝の対決を経て、最終的な受賞者を決定する方式で行われた。

書面審査で構成された予選を通過し、本選に進出した24チームは、特許裁判所で実戦さながらの口頭弁論を行い、審査委員たちは問題に対する理解度、弁論資料および弁論の適正性などを総合的に検討し、最終決勝に進む上位6チームを選定した。

決勝では、最終弁論や裁判部の質疑に対する回答など、熾烈な法的な攻防が繰り広げられた結果、商標・意匠部門では、梨花女子大学法科大学院チーム(キム・ギュリ、イ・ダウン、クォン・ナヒョン)と延世大学法科大学院チーム(キム・ジホ、イ・シヒョン、キム・テヒ)がそれぞれ、知識財産処長官賞と特許裁判所長賞を受賞した。

特許部門では、ソウル市立大学法科大学院チーム(チェ・ユチャン、イ・ジミン、イ・ユジョン)と延世大学法科大学院チーム(カン・ヒョンホ、ユ・シヒョン、ホン・ソヒ)が、それぞれ知識財産処長官賞と特許裁判所長賞を受賞した。

続いて、本選・決勝に進出した残りの20チームには、韓国知識財産保護院長賞、韓国知識財産権弁護士協会長賞、韓国特許法学会長賞などが授与された。

商標・意匠部門で知識財産処長官賞を受賞した梨花女子大学法科大学院チーム(キム・ギュリ、イ・ダウン、クォン・ナヒョン)は 「予選から本選・決勝まで、チームメンバー同士が互いに配慮し、励まし合ったおかげで良い成果を上げることができた」とし、「弁論の過程で特許裁判所の判事の方々がくださった助言をもとに、知的財産権分野に専門性を備えた法曹人として成長できるよう、さらに努力していく」と語った。

特許部門の知識財産処長官賞を受賞したソウル市立大学法科大学院のチーム(チェ・ユチャン、イ・ジミン、イ・ユジョン)は、「実際の訴訟のように弁論できる機会を与えていただき感謝している」とし、「チームメンバー全員が一生懸命準備してくれたことに感謝しており、チーム一丸となって良い結果を得ることができた」という。

また、今年は決勝進出者を対象に、世界知的所有権機関(WIPO)が主催する国際弁論コンテストへの参加を連携して支援する予定であり、韓国で培った経験が国際舞台へとつながるよう足掛かりを整えた。

韓国知識財産処のキム・ヨンソン処長は、「韓流の人気により、海外におけるK-商標保護の重要性は日増しに高まっており、AIをはじめとする新技術の登場により、知的財産紛争はますます複雑化し、その舞台も国境を越えて広がっている」とし、 「知的財産紛争への対応能力を備えた知的財産専門の法曹人を育成することは、韓国企業の競争力に直結するものであり、優秀な人材が知的財産権分野の最高専門家として地位を確立できるよう、支援を惜しまない」と述べた。

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