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外国人就業規制・在留許可、現地人の雇用

最終更新日:2020年03月12日

外国人就業規制

外国人の就業を制限する職種はなく、あらゆる分野での就業が可能である。

就労を目的としてスリランカに入国を希望する外国人は、以下のリストのいずれかに該当する必要がある。

  • 国が承認した事業でその働きが必要とされるプロジェクト専門家およびBOIの事業で雇用される外国人
  • 銀行に雇用される個人およびその扶養家族
  • ボランティアもしくはNGOの職員
  • スリランカにある外交機関・組織・プロジェクトで雇用されている者
  • 民間企業の従業員およびその扶養家族

現地従業員同様、外国人従業員はスリランカの税制に従い所得税を支払う義務がある。

在留許可

外国人がスリランカ国内で就労する場合、在留許可(レジデンス・ビザ)の取得が必要である。

外国人もしくは駐在員は、前述の雇用区分においてスリランカで就労、もしくは投資ができる。駐在者もしくは外国人が、スリランカで在留ビザを取得しようとする場合には、在外スリランカ外交機関が、出入国管理局長の同意を得て発行した入国ビザを取得してスリランカに入国する必要がある。この入国ビザの取得の際には、在留ビザの取得を希望している旨を伝え、必要な書類を提出すること。
スリランカ出入国管理局は、就労を目的とした在留ビザの取得が可能な就労区分と、同ビザの取得に必要な書類を以下のように定めている。

  1. スリランカ BOIの事業において雇用されるプロジェクト専門家
    1. BOI証書
    2. 所属企業からのリクエストレター
    3. BOI契約書
    4. 会社登録証
    5. 該当する省からの推薦状
    6. 申請人のパスポートの写真入りページのコピー
  2. プロジェクト
    1. プロジェクトオフィスからのリクエストレター
    2. 該当する省もしくは対外援助局からの推薦状
    3. プロジェクト同意書
    4. 申請人のパスポートの情報ページのコピー
  3. 銀行に雇用される個人およびその扶養家族
    1. 銀行からのリクエストレター
    2. スリランカ中央銀行からの推薦状
    3. 申請人のパスポートの写真入りページのコピー
  4. ボランティアもしくはNGOの職員
    1. 所属組織からのリクエストレター
    2. 該当する省からの推薦状
    3. スリランカと該当する国の間で署名された同意書(同意書がある場合のみ)
  5. スリランカにある外交機関・組織・プロジェクトで雇用されている者
    1. 所属機関からのリクエストレター
    2. 対外援助局もしくは該当する省からの推薦状
    3. スリランカと該当する国の間で署名された同意書(同意書がある場合のみ)

外国人が投資分野で在留ビザの取得を希望する場合は、次の書類を提出すること。

  1. 会社登録局フォーム 48
  2. 会社登録局フォーム 65
  3. 約款と定款(Memorandum of association & Article of association
  4. 該当する省およびBOIからの推薦状
  5. BOI契約書

ただし、BOI法16条および17条で承認された事業では、投資家・株主分野および外国人従業員分野のビザ取得の支援が得られる。これらの分野でスリランカに入国できるのは、役員、管理職、技術者、熟練労働者のみである。加えて、メガプロジェクトおよび高い評価の投資案件については、BOIから、技術労働者の期間限定のビザ取得の支援が得られる。投資家および駐在員は、入国ビザもしくはビジネスビザを使用してスリランカに到着した後、BOIの推薦を受け、到着日から1カ月以内に入国ビザを在留ビザに変更する必要がある。居住者ビザの取得にあたっては次の事柄が考慮される。

  • 観光ビザでスリランカに入国した外国人はいかなる場合でも在留ビザを取得できない。
  • 会社登録の前に必要に応じてBOIから複数回入国ビジネスビザ取得の推薦を受けることができるのは、株主と投資家のみである。
  • 複数回入国ビジネスビザ取得の推薦を受けることができるのは、投資家・株主・取締役のみであり、その期間は1年間である(推薦の際は会社登録局フォーム1とフォーム20が参照される)。
  • 在留ビザを持つ外国人が、グループ会社や関連会社以外の会社間を転勤することはできない。転勤の場合は、一旦スリランカから出国し、新しい勤務先の身分で入国ビザを取得し再入国すること。
  • スリランカ国外にいる時に在留ビザが失効した場合、ビザの延長はできない。その場合は、前述のとおり入国ビザの取得による入国と、入国後の在留ビザの申請手続きをすること。
  • 扶養家族のビザ取得は、投資家およびディレクターの区分の者について考慮される。しかし、BOIは企業の外国人幹部の扶養家族について、これを適宜考慮することができる。
  • 扶養家族のビザは最低6カ月のものが付与される。
  • 18歳以上の扶養家族のビザは推薦されない。しかし、BOI法17条の基に契約された企業の投資家および幹部に関しては、場合によっては、21歳までの扶養家族にビザ取得を推薦できる。
  • 扶養家族のビザは就労ビザに変更できない。
  • 扶養家族ビザ所有者は、スリランカ国内で就労する権利を持たない。

外国人労働者は、その職位に必要な資格と経験を備えた18~60歳の者とし、年齢が60歳を超える場合については、特別な場合のみ考慮される。次の表は、プロジェクト区分ごとのビザの種類と有効期間を示す。

ビザの種類 17条事業 16条事業
入国ビザ 1カ月 1カ月
在留ビザ 1年 1年
投資家/利害関係者の在留ビザの延長 2年 2年
従業員および扶養家族の在留ビザの延長 1年 1年
投資家/株主/取締役の複数回入国ビジネスビザ 1年 1年
一時ビザ 3カ月 3カ月
投資家向け特別在留ビザ(例:元スリランカ人・スリランカ生まれの子供) 1年 1年

表に記載のビザは以下の手順に従って申請すること。

ビザ申請手続き

企業または申請者は、適切な時期(少なくとも1カ月前)に、ビザ申請書と認証済必要書類をBOIのビザ課もしくは輸出加工区に提出する。
企業は、BOIのオンラインビザシステムに登録し、以下に示す認証を付した必要書類を提出すること。

  1. 担当のBOIの部課長もしくは輸出加工区長に宛てた企業の責任者発行の正式なカバーレター
  2. オンラインで承認された正式の署名と会社の承認が付されたビザ申請書原本3通(認証は、ビザ制度の企業登録に従うこと)
  3. 有効なパスポートの関連ページのコピー(情報ページとビザページ)
  4. ビザの必要性を記した会社発行の推薦状
  5. 従業員の資格(学歴、専門分野、経験)・専門・職位を示す証明書
  6. 履歴書(入国ビザ用のみ)

システムに登録する際、各企業にパスワードが付与される。
外国人の定員数は事前の承認が必要であり、ビザ推薦のリクエストはその定員数内であること。
申請はオンラインで行うとともに、企業の責任者の承認が付されたビザ申請書原本3通と前記の必要書類を提出すること。

ビザの取り消し

企業は、従業員の雇用契約が終了した場合、または従業員が退職した場合、従業員のビザの取り消しについて書面でBOIに通知すること。これを受け、関係当局・省庁にその旨が通知され、ビザ取り消しレターのコピーが同企業に送信される。

現地人の雇用義務

外国人投資家に、現地人を雇用する特段の義務はない。

スリランカの労働法はBOI企業を含むすべての企業に適用される。BOIは、労働管理協調と労使関係の調和を促進するため、労使関係部を通じて管轄下の企業の雇用者と従業員に助言と指導を行なっている。すべての企業は、効率と生産性を上げるため、健康的で調和のとれた労使関係環境を保つ必要がある。

その他

特になし。

ご相談・お問い合わせ

現地日系企業の皆様

最寄りのジェトロ事務所にご連絡ください。

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