輸出入手続

最終更新日:2024年03月14日

輸出入許可申請

インドで輸出入業務を行うためには、特別な免除規定がない限り、輸出入業者コード(Importer-Exporter Code:IEC)の取得が必要。申請にはPAN(Permanent Account Number、税務上の10桁の識別番号)、銀行口座、有効な住所等の情報が求められる。IECは電子形式(e-IEC)で発行され、申請および更新手続はオンラインで行う。

商工省商務局・外国貿易部(Directrate General of Foreign Trade:DGFT外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます, Department of Commerce, Ministry of Commerce and Industry

所在地:Vanijya Bhawan, 'A' Wing, 16 Akbar Road, New Delhi – 110011
Email:dgftedi@nic.in

全国の各DGFT地方事務所のコンタクト先リストは、DGFTのウェブサイトから入手可能。

DGFT:Contact of Regional Offices外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

必要書類等

輸出入業務を行うためには、2023年外国貿易政策、項目1.13に基づき、輸出入業者コード(IEC)の取得と更新が義務付けられている。必要書類の詳細は、DGFTの「Hand Book of Procedures」に掲載。

インドで輸出入業を行う際には、まず、輸出入業者コード(Importer-Exporter Code:IEC)の取得が義務付けられている。IECの申請には、PAN(Permanent Account Number、税務上の10桁の識別番号)、企業名義の銀行口座、有効な住所等が必要。住所は、DGFTによる実地確認がなされることもある。
IECは、DGFTのウェブサイトよりオンライン申請申請を行い、システム上で発行される。IECを印刷することも可能。
輸出入業者コード "Importer-Exporter Code:IEC外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます"

IEC申請を提出するために必要となっていた電子署名要件は廃止された。
手続き詳細はDGFT:「Hand Book of Procedures 2023外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を参照。

毎年4月から6月の期間に、IECの詳細が電子的に更新されていることを確認しなければならない。IECの詳細に変更がない場合も、オンラインで確認する必要がある。IECが所定の期間内に更新されない場合、IECは無効化される(2023年外国貿易政策 項目2.05)。

その他、輸出入の際に必要な書類は次のとおり〔2023年外国貿易政策、項目2.06〕。

  1. インボイス(商用)
  2. 税関申告書
  3. パッキングリスト(インボイスと併せることも可能)

    詳細は中央物品関税局:Circular No.01/15 - CustomsMerging of Commercial invoice and packing list - reg外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)参照。

  4. 船荷証券
  5. 航空貨物運送状

詳細は商工省:2023年外国貿易政策(Foreign Trade Policy 2023外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)参照。

査証

輸入に際し、査証手続きは必要ない。

その他

特になし。