ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブ ミュンヘン

ミュンヘンを州都とするバイエルン州には、自動車・機械を中心に製造業が集積、B to Bビジネスの中心地。ミュンヘン工科大学などとの産学連携も盛ん。

エコシステムの特徴・トレンド

特徴

  • ドイツGDPの18%を占める産業集積地で、自動車関連を中心に日本企業の進出も増加
  • BMW、アウディ、シーメンスなどのグローバル企業や競争力ある中堅企業が集積
  • 研究機関や大学を基盤としたスタートアップ・エコシステムが形成されている

注目分野

  • AI・IoT・クラウド:Google、IBM、Microsoftがミュンヘンに拠点を設置
  • プロセスマイニング:Celonisがユニコーン企業として成長
  • モビリティ・3Dプリンティング:Flixbus、Voxeljetなど製造業支援系スタートアップが活躍

ミュンヘン地域のスタートアップエコシステムの詳細は「地域・分析レポート:製造および金融分野でのデジタル関連スタートアップ動向に注目(ドイツ・バイエルン州)」も参照ください。

サービス内容

メンタリング、コネクション形成(マッチング)

提携先

Start2 Group

  • ドイツ最高峰レベルの大学の一つ、ミュンヘンのルートヴィッヒ・マキシミリアン大学から2008年に設立されたスタートアップ・アクセラレーター。
  • 英国ファイナンシャル・タイムスから欧州第3位のスタートアップハブとして認定(2025年2月)。
  • これまでBMWやフォルクスワーゲン、リープヘル(建設機械)をはじめとする80以上のドイツ大手企業とアクセラレーションプログラムの実施等を通じて協業。
  • ドイツ国内の60以上のベンチャーキャピタルや投資家のパートナーとしての実績があり、ドイツ政府やバイエルン州出資による公的ファンド(ハイテク・グリュンダーフォンズHTGF、バイエルンキャピタル等)とも連携

メンター例

Dr. Christopher Smolka
ディープテック分野におけるスタートアップのスケールの専門家。多数の業界に対して強力なネットワークを持ち、スタートアップと中小・大企業間でのイノベーション創出を得意とする。
Ms. Sonali Mueller
Start2のプログラムマネージャー。東アジア発スタートアップのグローバル化に対する豊富な専門知識と、ライフサイエンス、ヘルスケア、ディープテック等の次世代テクノロジー分野における深い専門知識を持つ。
Mr. Hannes Weiland
受賞歴もあるプロダクトを開発したスタートアップ企業のファウンダーであり、現在はミュンヘンのクリーンテック企業での国際事業開発マネージャーを務める。クリーンテック分野での豊富な経験と深い専門知識を持つ。
Mr. David Hajizadeh
Start2のベンチャーマネージャー。シリアルアントレプレナーでもあり、スタートアップのスケールに対する豊富な経験とエンタープライズテックに関する深い専門知識を持つ。
Mr. Luca Ferrara
欧州で急成長しているB2C向けフードテックスタートアップのグローバルプロジェクトマネージャー兼ビジネス開発担当。同スタートアップは最近資金調達を行い、ヨーロッパ全域で大規模な事業拡大を進めている。
Mr.Alex Odajima, Representative, Start 2 Tokyo
Start2の日本代表。日本と欧州の数々のスタートアップや大企業の事業部立ち上げに従事。

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ご質問・お問い合わせ

ジェトロ・スタートアップ課
E-mail: JHUB@jetro.go.jp