ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブ ロサンゼルス・サンディエゴ

ロサンゼルスではエンタメ・メディア、テック系、ゲーム、音楽、ライフサイエンス、航空・宇宙など、さまざまなビジネスが展開されている。自然豊かなエリアへのアクセスもよく、エンタメも豊富なことから居住地としても魅力的。

サンディエゴは米国で事業展開を目指すバイオテクノロジー、ライフサイエンス、ソフトウェア企業にとって理想的な場所。研究大学を擁し、高度な教育を受けた人材が豊富で製造コストの安さが魅力的なメキシコの国境都市ティファナとの関係も深い。

エコシステムの特徴・トレンド

特徴

南カリフォルニアは北米最大の経済圏であると同時に、北米で最多のエンジニア、コンテンツ・クリエイター、アーティスト、ライフサイエンス関連の研究者を生み出す人材の宝庫。
また、資金・産業構造・実績・大手企業との近接性といった、スタートアップの成長に欠かすことができない要素のすべて備え、様々な分野でイノベーションを生み出すスタートアップ・エコシステムが構築されている。新事業モデルを探索し、世界トップクリエイターとのコラボを通じて自社ブランド価値を発信する上で、最適な環境が整っている。

注目分野

ロサンゼルス
映画・音楽・ゲームを中心としたクリエイティブ産業に加え、EC、ファッション、MaaS、航空・宇宙など幅広い分野でスタートアップが活発化。近年では、AI・IoT・ロボティクス、クリーンテックも高い注目を集め、それぞれの分野で具体的な導入も進行中。
サンディエゴ
1,200社超のゲノミクス/バイオテクノロジー企業が拠点を置く、全米有数のライフサイエンス拠点。近年はソフトウェア分野でもエコシステムが拡大中。

サービス内容

ブリーフィング、メンタリング、コネクション形成(マッチング)、拠点設立に向けた相談(法務、会計)、

提携先

LaunchStarz Inc.

日本および北米での豊富なスタートアップ経験をもとに、創業者の育成に重点を置き、スタートアップをゼロからローンチ&グロースまで支援する。創業者の経験・会社のフェーズに応じ、カスタマイズされたサポートを提供する。 従来のアクセラレーターとは異なり、スタートアップの成長サイクル(製品を作る/売る)だけでなく、北米マーケット特有の文化・商慣習・社会的な行動規範に起因する、予期せぬ障害を克服するための創業者へのコーチングとナビゲートにも重点を置くのが特徴。

Brian Swords

米国進出を目指す日本企業に対し、戦略的な市場参入支援を行う。特に米国内でもカリフォルニア州が大きくリードする環境分野や物流分野に強みを持ち、ロサンゼルスおよびサンディエゴを中心に、現地の公的機関・自治体・NGO・専門家との強固なネットワークを構築している。スタートアップから中堅・大手企業に対し、規制対応や法的責任リスクに関するアドバイスを含む包括的支援を提供している。また、日米間ビジネス アライアンス構築にも尽力し、日本政府からも厚い信頼を得る。

メンター例

Satoshi Miyagawa, Co-Founder, LaunchStarz 外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
ロサンゼルスでのEdTech起業経験と、日系スタートアップ・大企業での海外事業歴18年以上を活かし、米国での起業や挑戦を支援。人生のミッションは「人生が変わるきっかけを多くの人に届ける」こと。
Kenny Lum, Co-Founder, LaunchStarz 外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
日米のワークカルチャーに精通し、両国での起業・大手テック企業勤務経験を活かして、アメリカ市場進出を目指す起業家を支援(日本では14年過ごす)。次世代の世界をより良くするため、スタートアップの成長に情熱を注いでいる。
Brian Swords外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
シカゴ大学、上智大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で経済学とアジア地政学 を学び、サンダーバード国際経営大学院で修士号を取得。UCLA アンダーソン経営大学院では日本経済に関する講義も担当。33年間にわたり在ロサンゼルス日本国総領事館 の経済担当上級顧問を務め、南カリフォルニアで産官学機関との強い関係を築く。

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ジェトロ担当者

Yasunori Takizawa
2007年4月、経済産業省入省。以来、製鉄業の脱炭素化推進、福島復興、コンビニ24時間営業問題への対応、GX推進、次世代エアモビリティの社会実装促進などの業務に従事。

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ジェトロ・スタートアップ課
E-mail: JHUB@jetro.go.jp