ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブ サンパウロ

ブラジルは、2050年には日本のGDPを抜き、世界第5位のGDPと予測されている(2016年のIMF統計を元にPwCが予測)。現在この市場にてあらゆる社会課題を解決するスタートアップ企業が増加し、ユニコーン企業も11社以上活躍。

エコシステムの特徴・トレンド

  • ブラジルは、ユニコーンと呼ばれる時価総額10億ドルを超えるスタートアップを11社(2021年,ABstartups)有する。ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場するスタートアップも少なくない。
  • ラテンアメリカで最もべンチャー投資額が集中する域内最大のエコシステム。ベンチャーキャピタルによるスタートアップへの投資額は2019年に約2,680億円(2020年,LAVCA)。
  • 世界第4位のインターネット人口(2016年,ITU)、家庭のインターネット普及率は79.1%(2018年,IBGE)、スマートフォンの普及率は60%(2018年,Pew Research Center)となっているなど、アマゾンのAWSをはじめ、グーグル、マイクロソフトなどのクラウドサービスを通じたITサービス開発環境も存在する中で、貧困格差や広大な土地や資源に対応するための社会課題を解決するスタートアップが誕生している。

提携先

Brazil Venture Capital (Latin America Consulting)

  • ブラジルで唯一の日系ベンチャーキャピタルとして2014年から活動。
  • 日系スタートアップがブラジルを中心に中南米全域へ事業を展開する支援を実施。
  • ブラジル・スタートアップへの投資実績から、現地エコシステム内での主要プレイヤーとのネットワークが豊富。
  • 日本VCによるブラジル・スタートアップへの投資誘致促進、日系アクセラレーターのプログラムへのブラジル企業参加実現など、両国エコシステムを繋いだ実績有り。
  • 4言語(日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語)での対応。
  • ZoomやSkypeでのリモートメンタリング、現地での同行も含めて柔軟に対応。

メンター例

Mr. Mitsuru Nakayama外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
日本及びブラジル他ラテンアメリカ諸国で10年以上のスタートアップ・事業開拓経験を有する。
日本での起業を経て、日本の上場企業にてブラジル、メキシコ、コロンビア、チリを含むラテンアメリカ諸国、カナダにてゼロからの事業開拓を経験。
ベイン&カンパニー東京・サンパウロでの戦略コンサルティングの経験を有する。
早稲田大学卒業、スペインIEビジネススクール MBA取得。
Mr. Carlos Pessoa Filho外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
ブラジルのスタートアップ業界で投資家、コンサルタント、起業家として10年以上の経験を有する。
ブラジルトップアクセラレーターWayraのMDとして立ち上げ、EndeavorブラジルのCOO、シリコンバレー発教育ベンチャーCorseraのラテンアメリカ代表を歴任。
ハーバードビジネススクール、コロンビアビジネススクールのエグゼクティブプログラム修了。ブラジルのビジネスエリアでトップの大学 FGV 卒業。
Mr. Ryugo (Roy) Kikuchi
日本/欧米/アジア/アフリカ、特に新興国でのTech業界における事業開発及びIT事業マネジメントにおいて10年以上の経験を有する。
スペインでの起業及び国連でのITプロジェクトマネジメントの経験を有する。
早稲田大学卒業、スペインIEビジネススクール MBA取得。

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E-mail: JHUB@jetro.go.jp