三重県

三重県は日本の真ん中に位置し、東京・大阪・名古屋などの大都市とのアクセスが容易です。
三重県は国内でも有数の石油化学コンビナートを有し、高度部材の製造技術集積に大きな強みを有しています。素材・部材産業から加工組立産業にいたるまで生産・研究施設が集積しており、製造業への就業比率も高く、優秀な人材が集まりやすい環境となっておりますので、海外企業にとってビジネスチャンスを広げる大きなポテンシャルを有している地域です。さらに他県に比べて土地が安価であることもビジネスを始める上で大きなメリットです。

生産拠点を整備する事業に対しては投下償却資産の20%（最大5億円）の補助金を交付します。投資要件は5億円以上、雇用要件は10人以上となります。
オフィス開設に対しては家賃年額の50%の補助金（最大500万円/ 年、3年間）を交付します。投資要件はオフィス面積15平方メートル以上、雇用要件は1人以上となります。

航空宇宙、次世代自動車、食、クリーンエネルギー、ライフイノベーション等の成長産業及び高度部材産業に対し投下償却資産の10%（最大5億円）の補助金を交付します。投資要件は5億円以上、雇用要件は10人以上となります。

マザー工場化につながる投資に対し投下償却資産の15%（最大5億円）の補助金を交付します。投資要件は5億円以上、雇用要件は10人以上となります。

有り

石油・化学分野など素材関連産業は、ものづくりを支える重要な産業であり、今後もあらゆる産業の成長を支えていくことが期待されています。
今後、次世代産業の成長を促進していくためにも、素材産業のスマート化をはじめ、素材の研究開発の促進、素材関連産業の人材育成に取り組んでいきます。
特に、世界的に厳しい競争に晒されている石油化学コンビナートにおいて、四日市コンビナートが競争力を今後とも維持・強化できるようＡＩ・ＩｏＴ、ビッグデータを活用したスマートコンビナート化による生産性向上や技術人材育成等を進めます。

今後更なる成長が見込まれるアジアなどのグローバル需要の取り込みに向けて、半導体、ディスプレイなど県内企業の競争力強化を促進します。
なお、エレクトロニクス分野（電子・デバイス）においては、今後も生産規模はもとより付加価値額においても日本一のプレゼンスを維持し、世界の第４次産業革命の進展に貢献していきます。

電気自動車（ＥＶ）等の普及に向けた動きが活発化するなど、自動車を構成する部品や素材が大きく変化しつつある中で、県の基盤産業である自動車関連産業が変化に迅速に対応できるよう、県内企業の技術開発や販路開拓、人材育成の取組を支援します。
なお、現在、主力である内燃機関についても、関連部品の更なる高付加価値化を促進していきます。

日本の中央部に位置し、南北に長い三重県は豊かな自然を有し、美しく住み良い地域です。
県の中心である津市にインターナショナルスクールがあります。また県北部では、愛知県名古屋市にあるインターナショナルスクールの利用も可能です。
県内49の病院で外国語が使用可能です。（英語:46箇所、ポルトガル語:5箇所、スペイン語:3箇所、中国語:2箇所、韓国語:1箇所、ロシア語:1箇所、ドイツ語:5箇所、フランス語:1箇所）

日本列島の真ん中に位置しているため、日本各地への移動が容易です。
中部圏と関西圏という二大経済圏に近接しており、B to B、B to Cいずれの面でも優れた操業環境です。
隣接する中部国際空港から海外および日本各地へのアクセスが容易であり、今後、東海環状自動車道の開通（現在、一部開通済）や、中央リニア新幹線の開通などにより、日本各地からのアクセスが容易になります。

中部国際空港から津まで高速船で４５分
東京駅から津駅まで電車（新幹線等）で約２時間半

三重県での事業を支援するワンストップサービスを提供しており、事業構想時から相談をお受けします。事業用地のご案内や行政への各種申請サポートなど、継続的にご支援することで企業の長期的な活躍をサポート致します。ジェトロの三重貿易情報センターとも連携しております。
また広域的には、グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ協議会(GNIC)がサービスを提供しています。GNICはグレーター・ナゴヤの県、市、産業界、大学・研究機関から構成する支援組織です。グレーター・ナゴヤへの事業展開や拡大に関心のある外国企業に対して、ワンストップ窓口の機能を有し、円滑なビジネス展開をサポートするとともに国内企業の海外展開支援を行います。