外資系企業動向

エッジAI半導体を開発するPebble-Square, Inc.が東京都に日本法人を設立

2025年10月06日

Pebble Square Inc.外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます は、音声・画像・映像認識および分析に必要な高度なAI演算処理を、Analog-PIM(Processing-in-Memory)という革新的な技術を通して、高効率・低消費電力で行うAI半導体を開発する韓国のファブレス企業。

拠点設立
2025/05
進出先
東京都

  • デジタル・AI
  • 半導体・ロボット・機械
  • 韓国

Pebble Square, Inc.は 、AI半導体チップに内蔵するフラッシュメモリからアナログ演算を直接行い、データ移動を最小化することにより低消費電力および高性能のAI演算を可能にするAnalog-PIM(Processing-in-Memory)という独自技術を保有しており、この技術が大いに注目され、2021年に創業以来、現在まで韓国内で150億ウォンの資金を調達している。

2025年5月には、東京に日本法人の「株式会社ぺブルスクエアジャパン」を設立。同社のCEOが博士号を取得した東京大学の周辺には、東大発の有力なAIのスタートアップが集積している。それらが持つAIのアルゴリズムを本AIチップに対して最適化することで、他社を凌駕する高性能・低消費電力AIソリューションが実現することが期待される。

同社の日本法人「株式会社ぺブルスクエアジャパン」設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、登記・労務関係のコンサルテーションを行った。

Pebble Square のロゴと発光するAIチップのイラスト。背景には電子基板の回路が広がり、where a new wave of innovation begins with AI chipの文字が表示されている。
中央に青く輝くAIチップのイラスト。右側にはOn-Device AI Applications、AI-driven Failure Analysis、High Performance AI chipの説明と、それぞれに関連する未来的な画像が並んでいる。

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ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。

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