外資系企業動向

シンガポール発クリーンテック企業uHoo、日本法人を設立 ― スマートセンサーで室内環境の「見える化」を推進 ―

2025年12月04日

uHoo（ユー・フー）は、室内の空気環境を可視化・管理するスマートセンサーを開発するシンガポールのスタートアップ企業。

拠点設立: 2025/07
進出先: 東京都

環境・エネルギー
シンガポール

uHooは2015年にシンガポールで設立されたクリーンテック・プロップテック企業で、室内環境（温度、湿度、二酸化炭素、微粒子、VOCなど）をリアルタイムで可視化し、健康、快適性、エネルギー効率を最適化する環境インテリジェンスプラットフォームを開発している。

同社の技術は、ウェルビーイングの向上、医療費の削減、生産性の改善、脱炭素化やESG対応などに寄与しており、オフィス、学校、医療・介護施設など、世界20か国以上の幅広い分野で導入が進んでいる。

日本市場への関心を高めてきた同社は、「SusHi Tech Tokyo 2024・2025」への出展をはじめ、JETROが実施する「J-Bridge Discover Kyushu Invitation Program」や「イノベーション・リーダーズ・サミット（ILS）」、「グローバル・オープン・イノベーション（GOI）」事業などに参加。2025年7月、東京都内に日本法人を設立し、製品の普及とともに、空気質および室内環境の重要性に関する啓発活動を進めている。