外資系企業動向

新エネルギー車用電子部品等の研究開発・製造販売を手掛ける中国の京泉華が日本法人を設立

2024年09月25日

京泉華は1996年に深セン市で設立された新エネルギー車や風力発電等分野向けの電子部品の研究開発、製造販売を行う会社であり、2017年に深セン証券取引市場上場。中国国内では広東省、江蘇省、湖北省に5つの生産工場、海外ではインド、フィリピンに1つずつの生産工場を有する。またドイツ、スペイン等には営業拠点も設立している。従業員は3,800名程度（2024年8月時点）。

拠点設立: 2024/02
進出先: 大阪府 , 大阪市

その他
機械・半導体
中国

同社の製品は磁性材料部品、電源、特殊変圧器、充電ポスト等で、家電、新エネルギー車、風力発電、太陽光発電等の分野で幅広く使用されている。中国の大手家電メーカーや電気自動車メーカー等との取引実績がある。また日本や欧州の大手家電や太陽光発電等の企業にも製品やソリューションサービスを提供している。取引先は欧州、米国、日本、アジア合わせて約300社に及ぶ。日本の顧客に、より良いサービスと製品を提供するため、2024年2月に大阪市に「日本京泉華株式会社」を設立した。日本拠点では主に電子部品・電気製品の開発、設計、製造、販売および輸出入等を行う。

同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）は、会社登記、ビザ申請および税務等のコンサルテーションを行った。