外資系企業動向

米系航空貨物大手UPSジャパンが北九州空港就航記念セレモニーを開催

2023年03月01日

米国大手航空貨物運送会社UPSの日本法人である ユーピーエス・ジャパン株式会社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます （以下「UPSジャパン」）は、北九州空港において同社の新たな航路となる「深圳-関西-北九州」便の就航を記念して、2023年2月20日に就航記念セレモニーを開催した。 同便は国際貨物定期便として週5便（月曜～金曜）の運航を予定しており、運行機材はB767-300ERFを使用。

提携
2023/02
場所
福岡県
  • サービス
  • 米国

世界最大規模の航空貨物輸送量を誇る同社は米国ケンタッキー州の拠点をはじめ、アジアでは中国・深圳国際空港をハブ空港として世界各地に航路をもつ。

日本国内では成田国際空港と関西国際空港に就航中であるが、同社にとって北九州初の貨物定期便の運航であり、新たな物流ネットワークの構築を目指す。

同社の北九州便を活用し、九州地方から世界220以上の国・地域へ最短1日～3日で結ぶことが可能となり、海外進出を目指す県内企業にとって輸送時間の短縮による競争力の強化が期待される。

特に航空貨物の輸送需要が高い半導体部品などの精密機器や、スピーディーな輸送が求められる電子商取引（EC）の商品などを中心に、九州の新規顧客開拓やサービス拡充を狙う。

北九州空港に到着したUPS初便

同社の北九州事業参入にあたり、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）は、地方自治体関係者の紹介、空港視察アレンジ、福岡県内企業とのマッチング、イベントへの紹介支援などを行った。

就航記念セレモニー

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