外資系企業動向

サステナビリティサービスを提供するEarthShift Globalが、アジア統括拠点となる日本法人を茨城県に設立

2023年07月19日

EarthShift Global外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、ライフサイクルアセスメント(LCA)*に関する包括的なサービスを提供する米国企業。同社は、持続可能な社会の実現に向けたコンサルティングサービス、ソフトウェア、トレーニングを提供しており、トップレベルの経営者、最前線の実務者、学術研究者、政策立案者がビジネスや戦略上の目標を達成できるよう支援している。同社のアプローチは、相互参画、適応可能性、計測結果の信頼性を重視しており、持続可能性を高める思考様式を日常のビジネスに組み込むことにより、意思決定のパフォーマンスを向上させることを目指している。2000年に設立され、従業員約20人が参画する同社は、世界各国の大学、行政機関、研究機関、民間企業を顧客に持つ。その数は数百にのぼり、業種は化学、エレクトロニクス、製造、小売、食品、エネルギー等、多岐にわたる。

  1. *

    製品やサービスの資源採取・調達から廃棄やリサイクルに至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に評価する手法。

拠点設立
2023/05
進出先
茨城県

  • ICT
  • 米国

同社のSaaSプラットフォーム「EarthSmart」では、原材料から廃棄、リサイクルまでのライフサイクル全体にわたって、製品またはサービスが環境に与える影響を評価できる。また、設計者やエンジニアによる代替材料への変更や製造プロセスの変更がもたらす環境への影響も評価でき、LCA設計プロセスへの統合を可能とする。さらに、持続可能なパッケージデザインのためのLCAソフトウェア「PackageSmart」や、持続可能な投資利益率(S-ROI)を評価するソフトウェア「3Pillars」も開発・提供し、企業や研究者、政策立案者が客観的な指標に基づく持続可能な考え方を日常のビジネス判断に取り入れられるよう支援している。

同社は日本を含むアジア地域での事業拡大のため、2023年5月、茨城県にアジア統括拠点となるアースシフトグローバル・アジア合同会社を設立した。

日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、規制・制度情報の提供、コンサルテーション(登記、税務、労務)、サービスプロバイダー(行政書士、税理士)の紹介を行った。

EarthShift Globalの活動内容

日本での拠点設立をサポートします

ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。

ICT分野の外資系企業動向

お問い合わせ

フォームでのお問い合わせ

ジェトロはみなさまの日本進出・日本国内での事業拡大を全力でサポートします。以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせ

受付時間

平日9時00分~12時00分/13時00分~17時00分
(土日、祝祭日・年末年始を除く)