外資系企業動向

イスラエルのAIチップメーカーHailoが、東京都に日本法人を設立

2022年09月06日

Hailo外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、イスラエル・テルアビブに本社を置く、深層学習向けのプロセッサーを提供するリーディング企業。2017年創業以降、日本法人を初めドイツ、米国、台湾、韓国、中国に拠点を構え、200人以上の従業員を擁する。

拠点設立
2020/07
進出先
東京都

  • ICT
  • イスラエル

同社は、従来のコンピュータアーキテクチャを根本的に見直し、膨大な量のデータをリアルタイムで計算し、解釈できる(26TOPS/terra operation per secondを満たすAI処理能力)、コンパクトで効率の良いAIプロセッサー(AI及び深層学習処理に特化したプロセッサー)を開発している。

同社のAIプロセッサーによって、エッジデバイスは、他のプロセッサーを大きく上回る性能で、消費電力・大きさ・価格を最小限に抑えつつ、最大限の処理能力を実装できる。自動車(ADASや自動運転)、スマートシティ、スマートホーム、スマートフォンや、スマートファクトリーを促進する機械・機器などのエッジデバイスの処理能力を向上させる。これまでクラウド上でしか実行できなかった複雑なAIアプリケーションを、エッジ上で動作させることが可能となる。同社の製品は、すでに量産を開始しており、取引先企業は200社を超えている。

同社は2020年7月に、日本の顧客とのパートナーシップの強化やアジア太平洋市場の拡大など、同社の継続的な成長戦略の一環として、東京都にHailo Japan合同会社を設立した。

同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、ビジネスパートナー探し/ビジネスマッチング、コンサルテーション(登記、労務)、サービスプロバイダの紹介、面談アレンジ、市場情報、規制・制度情報の提供を行った。

Hailo-8™ チップ

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ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。

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