外資系企業動向

フランスの動物用医薬品トップメーカー Vetoquinol SA が東京に新たに設立した100%子会社を通して堅調に成長

2022年08月03日

ベトキノールジャパン株式会社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、動物用医薬品会社として世界トップ10に入るVetoquinol SAの子会社である。1933年に設立されたVetoquinol SA は、動物用医薬品の世界的な牽引者として、愛玩動物(犬・猫)および産業動物(牛・豚)用の呼吸器疾患、消化器疾患、運動器疾患、乳房疾患、抗感染症、疼痛・炎症、循環器・腎臓疾患の動物用医薬品および非医薬品の開発と販売を行っている。

拠点設立
2022/01
進出先
東京都

  • バイオテクノロジー/ライフサイエンス
  • フランス

Vetoquinol SAは、現在約2,500人の従業員を擁し、約100カ国(欧州、米州、アジア、太平洋地域)で製品を展開している。24カ国の子会社と140の販売パートナーのネットワークにより、海外での売上が全体の80%以上を占める。

2016年に、Vetoquinol SAと日本全薬工業株式会社との合弁会社として、ベトキノール・ゼノアック株式会社が設立された。2022年1月には、福島県郡山市の日本全薬工業の施設内にあった事業所を東京都港区の事務所に移転し、Vetoquinol SAの完全子会社となるベトキノールジャパン株式会社を新たに立ち上げた。

ベトキノールジャパン株式会社は、愛玩動物を主な対象とした動物用サプリメント、医薬部外品、医薬品を幅広く輸入・販売している。また、ベトキノールジャパンは現在、Vetoquinol SAが長年培ってきた代理店網を通じて、産業動物市場とも密接に連携してサービスを提供することで、売上高および組織の規模ともに堅調に成長している。同社は、有効成分を対象動物に届けるための最適なルートを探求する技術革新に支えられ、日本における動物の健康をより良いものにするための活動を続けている。

ベトキノールジャパン株式会社の設立にあたり、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、コンサルテーション(税務)、市場情報の提供、サービスプロバイダー(銀行)の紹介を行った。

フランスのリュールにあるベトキノール本社

東京に新設したベトキノールジャパンのオフィス内

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