外資系企業動向

フランスの農業・食品産業イノベーションクラスターVITAGORAが熊本県に駐在員事務所を開設

2022年03月01日

VITAGORA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、2005年にフランス政府認定の農業・食品産業の革新力拠点クラスターとしてディジョン(フランス中東部)に設立された。食品産業の発展及び会員のイノベーション促進のため、570社以上の会員企業/団体からなるエコシステムを活かし、農産物加工、デジタル化、高齢者向けの食品とサービス、代替タンパク質の開発、など多岐に渡るプロジェクトを運営する。また、2017年より農業や食品関連スタートアップ企業専用のアクセラレーションプログラム” ToasterLAB” を立ち上げ、12か月間に渡る専門家による開発サポートと、クラスターのエコシステムメンバーとの個別ビジネスマッチングを提供している。現在までに50を超える革新的なスタートアップ企業が同プログラムを活用した。

拠点設立
2020/10
進出先
熊本市 , 熊本県

  • サービス
  • その他
  • フランス

VITAGORAは2010年に、熊本に事務局を設置している九州地域バイオクラスター推進協議会(KBCC)とパートナーシップを結び、2013年にジェトロ地域間交流支援事業「熊本県を中心とする九州地域-フランス・ブルゴーニュ地域【機能性食品(農畜産品)開発】事前調査」でKBCCが現地訪問を行うなど、主に両クラスター間のミッションを通じて長年交流を続けてきた。このたび、VITAGORAの初海外拠点として、2020年10月に熊本県庁(産業支援課内)にVITAGORAのジャパンオフィスを開設した。ジャパンオフィスでは、フランスと九州に限らず日本各地の食品や農産物加工に係る技術と企業の交流促進、および交流を通じた新たなイノベーション創出を目指す。

コロナ禍の中でも、2021年度農林水産省補助事業で公益財団法人くまもと産業支援財団が行う「フランス人の食嗜好を反映した九州の加工食品輸出強化事業」に協力機関として参画するなど、日本企業の海外展開支援に積極的に取り組んでいる。

VITAGORAの駐在員事務所設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、市場情報の提供を行った。

KBCC会員企業での訪問の様子

KBCC会員企業での訪問の様子

日本での拠点設立をサポートします

ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。

サービス分野の外資系企業動向

お問い合わせ

フォームでのお問い合わせ

ジェトロはみなさまの日本進出・日本国内での事業拡大を全力でサポートします。以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせ

受付時間

平日9時00分~12時00分/13時00分~17時00分
(土日、祝祭日・年末年始を除く)