外資系企業動向

ヒトiPS細胞関連製品の製造販売を行う米国企業Elixirgen Scientificが湘南ヘルスイノベーションパークに進出

2021年06月02日

2016年に設立された Elixirgen Scientific, Inc.(エリクサジェン・サイエンティフィック)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、メリーランド州ボルティモアのジョンズホプキンス大学内のサイエンステクノロジーパークに所在する、幹細胞技術に焦点を当てたバイオテクノロジー企業。転写因子を用いた高速幹細胞分化プラットフォームにより、ヒトiPS細胞を様々な細胞種へと分化させるための期間を短縮する。研究者向けに、多様な組織・細胞タイプに対応する分化誘導キットとiPS細胞由来分化細胞の製品群の開発・製造・販売、および細胞分化誘導サービスの提供を行っている。2019年には株式会社リコーのバイオメディカル領域における共同事業開発パートナーとなり、同年川崎市のライフイノベーションセンターに日本支店を設立した。

拠点設立
2019/11
進出先
神奈川県

  • バイオテクノロジー/ライフサイエンス
  • 米国

また、mRNA1を用いてヒトiPS細胞やES細胞(胚性幹細胞)をさまざまな細胞へ高速に分化誘導する「Quick-Tissue™技術」を開発し、様々なmRNAを製造している。現在、mRNAを用いた医薬品は、その有効性の高さおよび開発期間の短さといった理由から、ワクチンのみならず多様な治療薬への展開が期待されている。

それを受け同社は、cGMP2準拠のmRNA製造受託施設を日本に立ち上げ、mRNA治験薬の開発・受託製造事業を目指すことを決定した。これに伴い、2021年6月に、神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)に進出する。ここを拠点として、これまで培ってきたmRNA製造の経験を活かし、アジア太平洋地域では初となる、cGMP準拠のmRNA治験薬製造受託事業を開始する。それを通して、同地域におけるmRNA医薬品の安定供給に貢献していく。

同社の日本支店設立および事業拡大に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)では、テンポラリーオフィスの貸与(横浜)、コンサルテーション(法務・労務・税務)、補助金・インセンティブ情報の提供、PRおよびビジネスマッチングの支援を行った。

湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)

  1. 1.

    mRNA:メッセンジャーRNAの略称。タンパク質に翻訳されうる塩基配列情報と構造を有するRNA(リボ核酸(ribonucleic acid))。

  2. 2.

    cGMP:Current Good Manufacturing Practiceの略称。医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理に関する国際基準。

日本での拠点設立をサポートします

ジェトロIBSCでは、外国企業・在日外資系企業向けに、拠点設立に伴う登記手続やビザ申請等のサポートなど、企業のニーズやビジネスフェーズに合せた各種支援メニューを用意しています。

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