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ベトナム国家主席にフック前首相、首相にチン氏

(ベトナム)

ハノイ発

2021年04月07日

ベトナムの第14期第11回国会が3月24日から開幕し、新たな国家主席、首相、国会議長を選任した。

国家主席には、これまで首相を務めてきたグエン・スアン・フック氏が4月5日付で選任された。フック氏は中部クアンナム省出身で、1954年の生まれの66歳(注1)。クアンナム省人民委員長、政府官房長官、副首相などを歴任し、2016年7月の第14期第1回国会で首相に就任。日本との関係では、2017年1月に訪越した安倍晋三首相(当時)、2020年10月に訪越した菅義偉首相との会談を行った。訪日の際には、東京で開催されたベトナム投資カンファレンス(注2)に2017年から3年連続で出席し、ベトナムへの投資促進を自ら呼び掛けた。2020年9月にはハノイ市内でベトナム進出日系企業との対話会を開催し、「日系企業の成功はわれわれの成功でもある」と述べ、日本企業の投資拡大を促した(2020年9月11日記事参照)。今後は、国家元首として外交・軍事面でベトナムの代表を務める。

首相には、これまで共産党中央組織委員長を務めてきたファン・ミン・チン氏が4月5日付で選任された。チン氏は中部タインホア省出身で、1958年の生まれ62歳(注3)。公安省副大臣、クアンニン省党書記などを歴任し、2016年2月に中央組織委員長に就任。越日友好議員連盟会長も務め、2020年10月に訪越した菅首相と会談するなど、日越関係においても重要な役割を担ってきた。

国会議長には、これまでハノイ市党書記を務めてきたブオン・ディン・フエ氏が3月31日付で選任された。フエ氏は中部ゲアン省出身で、1957年の生まれ63歳(注4)。財務相、共産党中央経済委員長、副首相などを歴任し、2020年2月にハノイ市党書記に就任。ハノイの財政学院での勤務が長く、副首相在任時には主に経済政策を担当した。

なお、共産党書記長は1月31日付で、グエン・フー・チョン書記長が再任しており(2021年2月8日記事参照)、今後の5カ年を担う書記長、国家主席、首相、国会議長の主要4ポストの人事が決まった。

(注1、3、4)ベトナムの年齢の数え方に基づくと、それぞれ67歳、63歳、64歳となる。

(注2)フック国家主席は、首相(当時)として2017年6月(2017年6月21日記事参照)、2018年10月(2018年10月17日記事参照)、2019年7月(2019年7月3日記事参照)開催のベトナム投資カンファレンスに参加した。

(グエン・ラン)

(ベトナム)

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