品目別輸出ガイド

牛肉

検疫

調査時点:2016年1月

アラブ首長国連邦(以下UAE)では、牛肉の輸入に際して各首長国にある食品管理局(FCD:Food Control Department)または、食品管理庁(FCA:Food Control Authority)が、到着港にて食品検査を行う。また牛肉に限らず新規に輸入されるすべての食材は、事前に各首長国の食品管理局におけるサンプル検査と書類審査が義務付けられている。
日本からのUAEへの牛肉輸出については、動物検疫所の輸出検査を受ける必要がある。この他、「対アラブ首長国連邦輸出牛肉を取り扱うと畜場等の選定等要領」で定められた食肉衛生証明書が必要となる。対UAE輸出牛肉取扱施設は関連リンクを参照。
また、イスラム法(シャリーア)において「合法(ハラール)」とされる概念に基づいたと畜処理が行われた食肉のみ輸入が認められる。
なお、同国に輸出が可能な食肉処理施設は、同食肉処理施設にハラールと畜処理場としての認証の付与および輸出ごとの製品にハラール証明書の発行ができる日本国内にあるイスラム団体(Halal Certification Body)の認証(Certify)を受ける必要があり、その際には、同イスラム団体はUAE政府の認可(Accredit)を得ている必要がある。2014年4月以降、環境水利省(MOEW: Ministry of Environment and Water) が行ってきたハラール食肉処理施設等の認可等は、連邦基準化計測庁(ESMA:Emirates Authority for Standardization and Metrology) に移管される予定であるが、調査時点では移管が完了しておらず、環境水利省のサイトのみに掲載されている。 詳しくはドバイ市政庁食品管理局が発行する「食品の輸入および再輸出の手引き」など、各首長国のガイドラインを確認のこと。

関連リンク

関係省庁
その他参考情報

食品衛生

調査時点:2016年1月

牛肉を含む、すべての輸入食品は、湾岸協力理事会(Gulf Cooperation Council、GCC)規格で定められた食品衛生・安全性および品質基準に適合する必要がある。食品によりGCC規格が存在しない場合、UAEにおいては連邦基準化計測庁(ESMA:Emirates Authority for Standardization and Metrology)の規定に適合する必要がある。GCC食品規格は、Codex、OIE、IPPCなどの国際規格やWTO合意に準拠しており、食品安全についても同様である。
UAEは7つの首長国から構成される連邦制国家で、各首長国がそれぞれ貿易取引を統制する自治権を有している。各首長国政庁の管轄下に食品管理局(FCD:Food Control Department)あるいは、食品管理庁(FCA:Food Control Authority)が設置されており、各首長国の規制に基づいて、輸入食品の衛生管理などが管理されている。また、食肉については、イスラム法(シャリーア)において「合法(ハラール)」とされる概念に基づくと畜処理が行われた食品である事を証明する必要がある。詳しくはドバイ市政庁食品管理局が発行する「食品の輸入および再輸出の手引き」など、各首長国のガイドラインを確認のこと。

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関係省庁
その他参考情報

農薬・抗生物質・添加物・ヒ素および有害重金属等

農薬・抗生物質・添加物

調査時点:2016年1月

UAEでは、着色料・添加物の輸入に際して連邦基準化計測庁(ESMA:Emirates Authority for Standardization and Metrology)が定める規定に基づき、各首長国にある食品管理局(FCD:Food Control Department)、あるいは食品管理庁(FCA:Food Control Authority)が制度を運用している。
使用が禁止されている添加物など、詳しくは連邦基準化計測庁が発行する書類(有料)や、ドバイ政庁食品管理局が発行する「食品の輸入および再輸出の手引き」など、各首長国のガイドラインを確認のこと。

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関係省庁
根拠法等
その他参考情報

ヒ素および有害重金属等

調査時点:2016年1月

許容量
UAEでは、食品に含まれている重金属の許容量に関して、連邦政府基準化計測庁(ESMA:Emirates Authority for Standardization and Metrology)が定める規定に基づき、各首長国にある食品管理局(FCD:Food Control Departments)あるいは、食品管理庁(FCA:Food Control Authorities)が制度を運用している。
許容量など、詳しくは連邦政府基準化計測庁が定める基準(有料)や、ドバイ市政庁食品管理局が発行する「食品の輸入および再輸出の手引き」を参照し、輸出先の各首長国政庁で確認のこと。

重金属に指定されているもの
ヒ素(Arsenic)、カドミウム(Cadmium)、鉛(Lead)、水銀(Mercury)、メチル水銀(Methyl mercury)、スズ(Tin)

関連リンク

関係省庁
根拠法等
その他参考情報

表示ラベル

調査時点:2016年1月

UAEでは、2013年UAE/GSO規格No.9「ラベルに関する法令」に基づきUAEで販売される食品の表示ラベルについて規制している。また、各首長国にある食品管理局(FCD:Food Control Department)あるいは、食品管理庁(FCA:Food Control Authority)も牛肉を含むハラール食品のラベルに関する指針を公表している。
2013年UAE/GSO規格No.9「ラベルに関する法令」第5条では、表示義務項目を以下のとおり定めている。

  • 食品の名称
  • 成分リスト
  • 内容物
  • 製造業者、包装業者、流通業者、輸入業者、輸出業者、販売者の名称および住所
  • 原産国
  • 検査ロット識別記号
  • 保存および使用の期限および説明文

また、同法令では、表示言語としてアラビア語での記載が必要と定めている。
詳しくはドバイ市政庁食品管理局が発行する「食品の輸入および再輸出手引き」など、各首長国のガイドラインを確認のこと。

関連リンク

関係省庁
根拠法等
その他参考情報

税制

調査時点:2016年1月

関税についてはGCC統一関税法に基づいており、常温(生)、チルド(冷蔵)牛肉は非課税、冷凍牛肉はGCC共通関税(税率5%)が適用される。販売に際しては原則として非課税である。詳しくはGCC統一関税法、および各首長国のTariff(関税率表)を確認のこと。

関連リンク

関係省庁
根拠法等
  • GCC諸国統一関税法外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます セクションII関税率適用の原則 条項9
    (Section II: “Principles of Application of the Customs tariff”参照)
その他参考情報

販売に関する規制

調査時点:2016年1月

UAEでは、牛肉を含む食品を販売するために必要なUAE共通の免許や登録はない。一方、各首長国には食品に特化した商業ライセンスが定められており、取扱うためには同ライセンスを取得する必要がある。アブダビ首長国、ドバイ首長国およびシャルジャ首長国ではそれぞれの政庁の経済発展局(Department of Economic Development)が商業ライセンスを発行している。
例えばドバイ政庁経済発展局の商業ライセンスを取得した事業者が、食品を輸入する際には、まずドバイ市政庁(DM:Dubai Municipality)食品管理局の電子システム(FIRS)に登録手続きを行い、同管理局が定めるプロセスに従って輸入を行う。

関連リンク

関係省庁
その他参考情報

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