メキシコの貿易投資年報

要旨・ポイント

  • 2025年の実質GDP成長率は0.6%、国内総固定資本形成がマイナス6.3%と大幅減。
  • メキシコの輸出・輸入ともに過去最高を記録。
  • メキシコの一般関税率上昇で、新たなFTA交渉の動き。
  • 対日貿易では、乗用車は増加も、自動車部品輸出の不調続く。

公開日:2026年7月10日

マクロ経済

実質GDP成長率は0.6%、国内総固定資本形成が大幅減

2025年のメキシコ経済は、実質GDP成長率が通年で0.6%となり、2023年から2年連続の減速となった。民間最終消費支出は1.1%を記録し、前年比で成長率は減速しているものの、第3四半期は1.7%、第4四半期では4.0%と下半期は堅調に推移している。国内総固定資本形成は通年でマイナス6.3%と大幅減となった。一方、財・サービスの輸出は7.0%増と急増し、財・サービスの輸入も3.1%増と伸びた。

表1 メキシコの需要項目別実質GDP成長率(単位:%)(△はマイナス値)〔注〕四半期の伸び率は 前年同期比。
項目 2023年 2024年 2025年
年間 Q1 Q2 Q3 Q4
実質GDP成長率 3.1 1.4 0.6 0.6 △ 0.1 △ 0.1 1.8
民間最終消費支出 4.2 2.6 1.1 △ 1.0 △ 0.3 1.7 4.0
政府最終消費支出 2.4 3.7 1.3 2.5 0.8 0.4 1.4
国内総固定資本形成 13.9 3.5 △ 6.3 △ 5.9 △ 8.1 △ 7.7 △ 3.7
財・サービスの輸出 △ 7.1 3.5 7.0 13.0 10.3 3.6 2.1
財・サービスの輸入 3.7 3.3 3.1 △ 2.3 0.2 3.9 10.3

〔注〕四半期の伸び率は 前年同期比。

〔出所〕国立統計地理情報院(INEGI)

消費が堅調に推移している理由の1つとして、最低賃金の上昇が挙げられる。メキシコでは北部国境地域とそれ以外の地域で最低賃金が分かれているが、いずれも2022年から3年連続で20%以上上昇した。さらに2025年は12%、2026年は13%(北部国境地域は5%)上昇した。クラウディア・シェインバウム大統領の公約にも任期6年間での最低賃金上昇が掲げられており、賃金の上昇見通しが明るいことにより内需が拡大している。インフレ率も低下傾向にあり、2022年は年平均7.9%だったが、2024年は4.7%となり、2025年には3.8%と4%を切った。インフレ率の低下も消費を押し上げる要因になっている。

国内総固定資本形成は、米中貿易摩擦に起因するニアショアリングにより2023年は13.9%増、2024年は3.5%増とプラス成長を記録したものの、2025年は6.3%減と急減した。一方、後述するメキシコの対内直接投資額は、好調だった2024年を超え、408億7,100万ドルだった。外国からの投資は好調だが、総固定資本形成の総額と比べ、対内直接投資額は10分の1程度でしかない。また、公的・民間部門で分けてみると、2025年の公的総固定資本形成は季節調整済み前年同期比で18.6%減、民間総固定資本形成は1.5%減だった。公的投資は2024年9月までのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(AMLO)前政権下のインフラ投資額が大きく、シェインバウム政権ではその投資額に届いていないことがうかがえる。2025年から公的投資の指針として「プラン・メキシコ」(2025年1月17日付ビジネス短信参照)を発表し、2026年から2030年までに5.6兆ペソのインフラ投資計画を示しているが、実際に公的投資額に反映されるのは2026年以降となる。また、対内直接投資額が増加したにもかかわらず、民間総固定資本形成が減少していることから、メキシコ企業の投資が減少しているといえるだろう。

貿易

輸出・輸入額ともに過去最高を記録

2025年の貿易は、輸出が前年比7.6%増の6,648億3,700万ドル、輸入は4.4%増の6,640億6,600万ドルといずれも過去最高を更新した。輸出総額と輸入総額を合計した往復貿易額は、1兆3,289億300万ドルとなった。貿易収支は2020年以来の黒字となり、7億7,100万ドルを記録した。

輸出を品目別にみると、全体の約9割を占める工業製品・同部品は、前年比10.6%増の5,772億9,800万ドルとなった。しかし、自動車・同部品は5.3%減の1,521億3,700万ドルで、そのうち乗用車は4.7%減で596億1,600万ドルだった。乗用車は2025年4月から1962年通商拡大法232条に基づく関税の対象となっており、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の原産品でも完全には免除されない。そのため、トランプ関税の影響を受けたとみられる(2026年6月26日付地域・分析レポート参照)。電気・電子機器は4.9%増の1,130億1,300万ドルとなった。さらに、産業用機械機器は54.8%増の1,639億5,800万ドルとなり、初めて自動車・同部品の金額を超えた。

輸出を国・地域別にみると、全体の83.0%を占める米国向けが前年比7.7%増の5,519億7,600万ドルだった。同国への輸出品目(HSコード4桁)の1位は自動データ処理機械(782億6,600万ドル、2.5倍)、2位が乗用車(448億6,800万ドル、5.0%減)、3位が自動車部品(367億9,800万ドル、1.5%減)となった。2位はカナダで17.3%増の221億6,900万ドル、3位は中国で2.8%増の102億1,500万ドルだった。

輸入を品目別にみると、全体の約9割を占める工業製品・同部品は、前年比5.5%増の5,768億1,800万ドルで、そのうち自動車・同部品が4.2%減となった。一方で、産業用機械機器は31.7%増、電気・電子機器が6.7%増となった。鉱産品は前年に引き続き7.5%減となり、特にガソリン・ディーゼルは17.8%減と大きく減少した。また、財種別にみると、機械などの資本財は8.7%減、部品や原材料などの中間財輸入は7.2%増となった。

輸入を国・地域別にみると、1位は全体の37.6%を占める米国で4.5%減の2,497億9,700万ドルとなった。そのうち輸入額が最も大きい品目(HSコード4桁)は、石油精製品の178億1,700万ドル(20.9%増)で、次いで自動車部品が166億1,300万ドル(7.6%減)となった。2位は前年と同じく中国で2.9%増の1,332億7,100万ドルとなった。

表2-1 メキシコの主要品目別輸出(FOB)〔通関ベース〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2024年 2025年
金額 金額 構成比 伸び率
農水産・畜産品、加工品 56,531 53,053 8.0 △ 6.2
鉱産品 39,293 34,486 5.2 △ 12.2
石油 5,393 4,944 0.7 △ 8.3
工業製品・同部品 521,853 577,298 86.8 10.6
自動車・同部品 160,603 152,137 22.9 △ 5.3
乗用車 62,547 59,616 9.0 △ 4.7
電気・電子機器 107,742 113,013 17.0 4.9
絶縁ケーブル・光ファイバーケーブル 18,041 19,644 3.0 8.9
カラーテレビ・ディスプレイ 11,826 11,648 1.8 △ 1.5
データ送受信機器 14,920 17,893 2.7 19.9
産業用機械機器 105,927 163,958 24.7 54.8
合計 617,677 664,837 100.0 7.6

〔出所〕中央銀行データ

表2-2 メキシコの主要品目別輸入(CIF)〔通関ベース〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2024年 2025年
金額 金額 構成比 伸び率
農水産・畜産品、加工品 45,284 46,521 7.0 2.7
鉱産品 44,027 40,728 6.1 △ 7.5
ガソリン・ディーゼル 31,191 25,640 3.9 △ 17.8
工業製品・同部品 546,907 576,818 86.9 5.5
繊維・アパレル・皮革 17,028 16,874 2.5 △ 0.9
自動車・同部品 65,510 62,733 9.4 △ 4.2
産業用機械機器 109,689 144,475 21.8 31.7
電気・電子機器 130,843 139,596 21.0 6.7
合計 636,218 664,066 100.0 4.4

〔出所〕中央銀行データ

表3 メキシコの主要国・地域別輸出入〔通関ベース〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
国・地域 輸出(FOB) 輸入(CIF)
2024年 2025年 2024年 2025年
金額 金額 構成比 伸び率 金額 金額 構成比 伸び率
北米 531,616 574,145 86.4 8.0 274,478 262,352 39.5 △ 4.4
米国 512,711 551,976 83.0 7.7 261,457 249,797 37.6 △ 4.5
カナダ 18,906 22,169 3.3 17.3 13,020 12,555 1.9 △ 3.6
中米 8,942 9,082 1.4 1.6 5,622 5,781 0.9 2.8
グアテマラ 2,912 2,881 0.4 △ 1.1 810 763 0.1 △ 5.8
コスタリカ 1,240 1,195 0.2 △ 3.7 2,315 2,394 0.4 3.4
南米 12,782 12,839 1.9 0.4 19,771 19,062 2.9 △ 3.6
ブラジル 4,982 4,662 0.7 △ 6.4 11,741 11,331 1.7 △ 3.5
コロンビア 2,883 3,213 0.5 11.5 2,365 1,866 0.3 △ 21.1
チリ 1,350 1,117 0.2 △ 17.3 2,178 2,292 0.3 5.2
アルゼンチン 812 1,212 0.2 49.3 1,142 891 0.1 △ 22.0
ペルー 1,303 1,230 0.2 △ 5.6 1,330 1,543 0.2 16.1
ベネズエラ 240 237 0.0 △ 1.5 35 35 0.0 0.3
カリブ 2,932 3,112 0.5 6.1 1,353 1,085 0.2 △ 19.8
アジア 30,338 33,087 5.0 9.1 253,687 298,664 45.0 17.7
中国 9,937 10,215 1.5 2.8 129,457 133,271 20.1 2.9
日本 4,387 4,134 0.6 △ 5.8 19,261 18,563 2.8 △ 3.6
韓国 6,165 6,603 1.0 7.1 23,001 23,070 3.5 0.3
マレーシア 605 869 0.1 43.6 13,466 15,655 2.4 16.3
台湾 666 1,705 0.3 156.1 17,699 46,588 7.0 163.2
タイ 431 462 0.1 7.3 10,796 13,132 2.0 21.6
インド 2,724 1,969 0.3 △ 27.7 8,987 9,129 1.4 1.6
シンガポール 1,445 1,532 0.2 6.0 2,537 2,950 0.4 16.3
香港 1,089 2,051 0.3 88.3 1,526 789 0.1 △ 48.3
EU 23,229 23,816 3.6 2.5 67,473 64,436 9.7 △ 4.5
ドイツ 7,692 7,821 1.2 1.7 21,363 19,568 2.9 △ 8.4
スペイン 5,746 4,740 0.7 △ 17.5 6,877 6,412 1.0 △ 6.8
フランス 1,241 1,364 0.2 9.9 5,433 5,326 0.8 △ 2.0
オランダ 2,361 2,472 0.4 4.7 2,206 1,884 0.3 △ 14.6
イタリア 1,323 1,395 0.2 5.4 9,782 9,672 1.5 △ 1.1
その他欧州 5,509 6,171 0.9 12.0 9,986 8,805 1.3 △ 11.8
英国 3,160 3,842 0.6 21.6 2,718 2,451 0.4 △ 9.8
アフリカ 834 861 0.1 3.3 2,584 2,670 0.4 3.3
オセアニア 1,170 1,446 0.2 23.6 1,249 1,191 0.2 △ 4.7
オーストラリア 1,012 1,243 0.2 22.8 775 639 0.1 △ 17.6
その他 323 279 0.0 △ 13.7 17 21 0.0 28.4
合計 617,677 664,837 100.0 7.6 636,218 664,066 100.0 4.4

〔出所〕中央銀行データ

通商政策

メキシコの一般関税率上昇で、新たなFTA交渉の動き

メキシコの貿易に占める自由貿易協定(FTA)締結国の割合は、輸出が94.3%、輸入は61.1%となり、前年同様高いカバー率を維持している。輸入のカバー率が輸出と比べ低い理由として、メキシコの輸入額で2位の中国との協定がないことが挙げられる。USMCAを締結した米国、カナダの構成比は輸出で86.4%、輸入でも39.5%を占めており、メキシコにとって最もカバー率の高い協定である。

環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)は、輸出が5.5%、輸入が12.0%とカバー率2位に位置している。初期の加盟国との間では既に批准が完了していたが、2024年12月15日に英国政府がCPTPPへの正式加入を発表した。メキシコは長らく英国の加入議定書を批准できていなかったが、2026年1月20日付の連邦官報で、英国のCPTPP加入議定書を正式承認する政令を公布し、2026年6月22日からメキシコ・英国間の適用が始まった(2026年6月25日付ビジネス短信参照)。また、コスタリカは2026年5月6日に加入交渉が実質的に妥結した。今後、加入条件などを規定する加入議定書が作成され、全締約国およびコスタリカで加入のための署名・手続きを経て、正式に承認されることになる。

さらに、メキシコは1,463品目に対する一般関税率の引き上げを2025年12月29日に公布した(2026年1月6日付ビジネス短信参照)。これは当初9月の2026年予算案と同時に提出されたため、メキシコとのFTA非締結国からの反発があった。その中でも、中国、韓国、インドは強く反発しており、メキシコ政府と協議したことをシェインバウム大統領は認めた。FTA締結国であれば、一般関税を減免できるため、2026年以降これまでFTA非締結国であった国・地域との交渉が加速する可能性がある。こうした中、韓国はCPTPPへの加盟に向けた動きを見せており、CPTPPも含めたFTA動向が注目される。

表4 メキシコのFTA発効・署名・交渉状況(単位:%)〔注1〕中米単一FTAは、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、コスタリカ、ニカラグア(発効日は最も遅い対グアテマラの日付) 〔注2〕太平洋同盟の3カ国とは二国間協定も存在するため、二国間協定の貿易額を合計に採用。 〔注3〕CPTPPはシンガポール、ニュージーランド、オーストラリア、ベトナム、カナダ、ペルー、日本に加え、2022年11月にマレーシア、2023年2月21日にチリ、2023年7月12日にブルネイ、2026年6月22日に英国との間で発効したが、重複を避けるために合計からは、チリ、ペルー、日本、カナダを控除。
FTA 発効日 メキシコの貿易に占める構成比(2025年)
往復 輸出 輸入
発効済み 北米自由貿易協定(NAFTA)⇒米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA) 1994/4/1
2020/7/1
62.9 86.4 39.5
メキシコ-コロンビアFTA(旧G3FTA) 1995/1/1 0.4 0.5 0.3
メキシコ-チリFTA 1999/8/1 0.3 0.2 0.3
メキシコ-イスラエルFTA 2000/7/1 0.1 0.0 0.2
メキシコ-EUFTA 2000/7/1 6.6 3.6 9.7
メキシコ-EFTA(4カ国)FTA 2001/7/1 0.4 0.3 0.4
メキシコ-ウルグアイFTA 2004/7/15 0.1 0.0 0.1
日本メキシコ経済連携協定(日墨EPA) 2005/4/1 1.7 0.6 2.8
メキシコ-ペルー通商統合協定 2012/2/1 0.2 0.2 0.2
メキシコ-中米単一FTA(5カ国) 2013/9/1 1.0 1.1 0.8
メキシコ-パナマFTA 2015/7/1 0.1 0.2 0.0
太平洋同盟(チリ、ペルー、コロンビア) 2016/5/1 0.8 0.8 0.9
環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP) 2018/12/30 8.8 5.5 12.0
合計 13協定(52カ国、注) 77.7 94.3 61.1
交渉中 メキシコ-ブラジル経済統合戦略協定 1.2 0.7 1.7
メキシコ-韓国経済補完戦略協定 2.2 1.0 3.5
メキシコ-アルゼンチン経済補完協定 0.2 0.2 0.1
メキシコ-英国経済補完協定 0.5 0.6 0.4
メキシコ-トルコ経済補完協定 0.2 0.0 0.3
メキシコ-エクアドル経済補完協定 0.1 0.1 0.1

〔注1〕中米単一FTAは、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、コスタリカ、ニカラグア(発効日は最も遅い対グアテマラの日付)
〔注2〕太平洋同盟の3カ国とは二国間協定も存在するため、二国間協定の貿易額を合計に採用。
〔注3〕CPTPPはシンガポール、ニュージーランド、オーストラリア、ベトナム、カナダ、ペルー、日本に加え、2022年11月にマレーシア、2023年2月21日にチリ、2023年7月12日にブルネイ、2026年6月22日に英国との間で発効したが、重複を避けるために合計からは、チリ、ペルー、日本、カナダを控除。

〔出所〕経済省ウェブサイト、中央銀行データなどから作成

対内・対外直接投資

対内直接投資は前年を超え過去最高水準に

2025年の対内直接投資額は前年比10.8%増の408億7,100万ドルだった。その内訳をみると、利益再投資が67.7%、次に親子間勘定が14.3%となった。新規投資は前年より増えたものの全体の18.1%を占めるにすぎず、前年同様、既存企業の拡張投資が目立った。業種別にみると、前年は53.9%を占めていた製造業への投資は36.3%となった一方、金融・保険が前年比27.4%増で、構成比でも18.4%となった。製造業のうち、特に自動車産業は31.3%減の68億2,200万ドルの大幅減となった。前述のとおり、メキシコでは自動車産業が特にトランプ関税の影響を強く受けるほか、2026年7月に控えるUSMCAの共同見直しの結果によってはさらなる関税負担を強いられる可能性もある(2026年2月20日付地域・分析レポート参照)。こうした通商環境の不透明感が外国企業の投資を減少させる一因となった。

表5 メキシコの業種別対内直接投資〔国際収支ベース、ネット、フロー〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)〔注〕2026年4月確認分。構成比は合計に対するもの。投資額には新規投資と増資に加え、利益再投資と親子会社間勘定を含む。
業種 2024年 2025年
金額 金額 構成比 伸び率
農林水産業 349 194 0.5 △ 44.6
鉱業 1,525 1,603 3.9 5.1
電気・ガス・水道 259 5 0.0 △ 98.1
建設業 △ 1,970 2,633 6.4
製造業 19,881 14,821 36.3 △ 25.5
食品・飲料・たばこ 4,713 957 2.3 △ 79.7
化学産業 1,138 960 2.3 △ 15.6
自動車産業 9,931 6,822 16.7 △ 31.3
自動車・トラック製造 6,925 4,274 10.5 △ 38.3
自動車部品製造 2,467 2,338 5.7 △ 5.2
電子・電気機器 537 965 2.4 79.8
情報・通信・計測・電子機器 1,828 1,165 2.9 △ 36.3
商業 3,605 2,887 7.1 △ 19.9
運輸・郵便・倉庫 2,731 2,995 7.3 9.7
通信・マスメディア 383 697 1.7 82.1
金融・保険 5,915 7,537 18.4 27.4
不動産・賃貸 313 1,217 3.0 288.3
レストラン・ホテル 2,745 3,179 7.8 15.8
その他 1,136 3,102 7.6 173.0
合計 36,872 40,871 100.0 10.8

〔注〕2026年4月確認分。構成比は合計に対するもの。投資額には新規投資と増資に加え、利益再投資と親子会社間勘定を含む。

〔出所〕メキシコ経済省外国投資局

国・地域別にみると、米国が158億7,700万ドルで構成比38.8%を占めており、スペインが44億3,100万ドルで2位、カナダが33億2,300万ドルで3位、4位はオランダの23億8,700万ドルだった。2位のスペインは前年の償還超過から大きく回復し、サンタンデール(Santander)やビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)銀行など、金融部門の投資が目立った。2024年に過去最高の投資額となった日本は、国際情勢の不確実性の増大から22億9,300万ドルで5位となった。前年比46.5%減と大幅減となったものの、金額としては2023年と同程度で、自動車産業を中心に一定の投資規模を継続している。

表6 メキシコの国・地域別対内直接投資〔国際収支ベース、ネット、フロー〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)〔注〕2026年4月確認分。構成比は合計に対するもの。投資額には新規投資と増資に加え、利益再投資と親子会社間勘定を含む。英国は2020年1月末にEUを脱退したため、2020年のEUからの投資総額は英国を含まない。
国・地域 2024年 2025年 2018~2025年累計
金額 金額 構成比 伸び率 金額 構成比
NAFTA/USMCA 19,728 19,200 47.0 △ 2.7 138,266 50.4
米国 16,513 15,877 38.8 △ 3.8 111,802 40.8
カナダ 3,216 3,323 8.1 3.3 26,465 9.6
EU 5,694 9,896 24.2 73.8 63,391 23.1
スペイン △ 1,134 4,431 10.8 25,148 9.2
ドイツ 3,788 800 2.0 △ 78.9 15,499 5.6
オランダ 1,881 2,387 5.8 26.9 6,973 2.5
ルクセンブルク 74 99 0.2 33.1 1,236 0.5
フランス △ 804 1,223 3.0 3,485 1.3
イタリア △ 17 245 0.6 4,033 1.5
ベルギー 1,537 △ 8 4,099 1.5
オーストリア 31 9 0.0 △ 72.1 463 0.2
その他 11,450 11,775 28.8 2.8 72,662 26.5
アルゼンチン 1,064 787 1.9 △ 26.0 8,822 3.2
英国 823 △ 9 7,670 2.8
日本 4,285 2,293 5.6 △ 46.5 17,723 6.5
韓国 1,308 527 1.3 △ 59.7 5,107 1.9
スイス 540 2,040 5.0 277.6 5,167 1.9
ブラジル 412 418 1.0 1.5 2,550 0.9
中国 710 530 1.3 △ 25.4 2,600 0.9
香港 261 534 1.3 104.9 2,094 0.8
合計 36,872 40,871 100.0 10.8 274,319 100.0

〔注〕2026年4月確認分。構成比は合計に対するもの。投資額には新規投資と増資に加え、利益再投資と親子会社間勘定を含む。英国は2020年1月末にEUを脱退したため、2020年のEUからの投資総額は英国を含まない。

〔出所〕メキシコ経済省外国投資局

表7 メキシコの主な対内直接投資案件(2025年~)
業種 企業名 国籍 時期 投資額 概要
食品飲料 ネスレ(Nestlé) スイス 2025年1月 10億ドル ベラクルス州、グアナフアト州、ケレタロ州、メキシコ州の工場での生産能力拡大。
石油ガス生産 ホクチ・エナジー(HOKCHI energy) メキシコ(親会社のPan American Energyはアルゼンチンに拠点を置く) 2025年2月 15億3,100万ドル 今後数年でタバスコ州のHokchiという沖合鉱区に投資予定。
金融 サンタンデール(Santander) スペイン 2025年2月 420億ペソ 今後3年で、既存のサンタンデール銀行本体に加え、2025年にサービスを開始したデジタル銀行Openbankに投資。
自動車部品 コンチネンタル(Continental) ドイツ 2025年3月 9,000万ドル 油圧ホース製造のため、アグアスカリエンテス州に第2工場を設立。
金融 ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)銀行 スペイン 2025年5月 1,000億ペソ サービス拡充のため、今後2030年までに投資予定。
自動車部品 ボッシュ(Bosch) ドイツ 2025年5月 1億ドル 現地サプライヤーの育成と工場の拡張。
食品飲料 ハイネケン(Heineken) オランダ 2025年6月 27億5,000万ドル ユカタン州カナシン市に新たなビール工場を設立するため、2025~2028年にかけて投資予定。
自動車部品 三櫻工業 日本 2025年6月 19億5,600万円 メキシコの自動車部品メーカー Winkelmann Powertrain México(WPM)の全持分を取得し、子会社化。内訳は次のとおり。
・WPMの持分取得価格(概算額):1,000万ユーロ(約16億3,600万円)
・アドバイザリー費用など(概算額):3億2,000万円
鉱業 オーラ・マイニング(Orla Mining) カナダ 2025年7月 15億ドル サカテカス州のカミノ・ロホ(Camino Rojo)鉱山の拡張。
小売 コストコ(Costco) 米国 2025年7月 6,000万ドル ヌエボレオン州エスコベドに新店舗建設。
飲料 コカ・コーラ(Coca Cola) 米国 2025年8月 8,500万ドル コカ・コーラグループに属するフーゴス・デル・バジェ-サンタ・クララが、ハリスコ州ラゴス・デ・モレノ工場で非炭酸飲料、ジュースおよびネクターの生産を目的として、2本の新たな生産ラインを導入。
商社 稲畑産業 日本 2025年10月 非公開 ヌエボレオン州モンテレイ市に事務所を開設。
自動車部品 横浜ゴム 日本 2025年10月 非公開 アグアスカリエンテス州にある自動車用ホースのアセンブリ工場の生産能力を増強。
電子部品 SEMITEC 日本 2025年10月 45万ドル ケレタロ州に現地法人を設立。
電気機器 タムラ製作所 日本 2025年10月 約270万ドル ティフアナ州での大型トランス・リアクタ生産工場の生産能力拡大のため、追加設備投資を実施。
自動車 パッカー(PACCAR) 米国 2025年10月 3,000万ドル サービス体制の強化と移動式整備工場の拡充。
鉄鋼 テルニウム(Ternium) イタリア・アルゼンチン 2025年10月 25億ドル 主にヌエボレオン州に建設している鉄鋼の製造工場に対する設備投資。
自動車部品 現代モービス 韓国 2025年10月 2,860万ドル ヌエボレオン州モンテレイ市において、電気自動車(EV)向けのバッテリーおよびブレーキシステムを生産する新たな製造拠点の設立。
潤滑油 MORESCO 日本 2025年10月 非公開 連結子会社のMORESCO USA Inc.がアグアスカリエンテス州に子会社を設立。
製造業 山口製作所 日本 2025年10月 非公開 サンルイスポトシ州に工場を新設し、運営開始。
※拠点設立は2024年1月。
商社 SPK 日本 2025年11月 非公開 メキシコのベアリング商社であるBaleros Internacionales S.A. de C.V.へ出資。
サービス エレメント・フリート・マネジメント(Element Fleet Management) カナダ 2025年11月 6億ドル 国際金融公社(IFC)から融資を受け、メキシコにおける電動車両フリートのサービス導入を加速。
自動車部品/化学品 豊田合成 日本 2025年12月 200万ドル 自動車部品(セーフティシステム製品)の製造・販売を行う子会社TAPEX Mexicana S.A. de C.Vへ増資。
ホテル バルセロ・ホテル・グループ(Barceló Hotel Group) スペイン 2025年12月 8,500万ドル メキシコのホテルグループであるカミノ・レアルからホテルを2軒買収。
港湾 ハチソン・ポーツ・イカヴェ(Hutchison Ports ICAVE) 香港 2025年12月 45億ペソ ベラクルス港のコンテナターミナル拡張および処理能力の向上。
エネルギー ウッドサイド・エナジー(Woodside Energy) オーストラリア 2026年1月 8億8,400万ドル メキシコ初の深海油田であるトリオンの開発に関連する設備投資。
化学 栗田工業 日本 2026年3月 1,840万ペソ メキシコシティに水処理薬品の販売拠点を設立。

〔出所〕 各社発表および報道などから作成

表8 メキシコの主な対外直接投資案件(2025年~)
業種 企業名 投資国・地域 時期 投資額 概要
飲料 コカ・コーラ フェムサ(Coca Cola FEMSA) コスタリカ 2025年3月 4,500万ドル 生産能力の増強、物流効率の改善、国内における製品供給体制の強化、他市場への輸出拡大を目的にカジェ・ブランコス(Calle Blancos)生産工場に投資。
食料 グルマ(Gruma) 米国 2025年3月 3億2000万ドル 米国内におけるトウモロコシ粉生産能力の強化。
スーパー チェドラウイ(Chedraui) 米国、メキシコ 2025年3月 103億9,400万ペソ 米国とメキシコでのスーパーの出店拡大。
食品 シグマ(Sigma) スペイン 2025年6月 1億5,700万ユーロ バレンシアに新たな食肉加工工場を建設。また、カスティーリャ・イ・レオン州の既存工場の生産能力を拡張。
通信 アメリカ・モビル(América Móvil) 米国、中国、欧州 2025年9月 220億ドル 米国のAST SpaceMobileをはじめ、中国およびヨーロッパの複数の企業に対して投資。
セメント チワワ・セメント・グループ(Grupo Cementos de Chihuahua:GCC) 米国 2026年1月 1億5,000万ドル テキサス州オデッサ工場の生産能力拡張や物流インフラ整備に投資。
セメント セメックス(Cemex) 米国 2026年2月 非公開 米国のスタッコ(外壁用塗り壁材)メーカーのOmega Products Internationalを買収。
飲料 アルカ・コンティネンタル(Arca Continental) 米国、メキシコ、南米 2026年3月 185億ペソ 生産・配送能力の拡大、デジタルツール活用の加速、新飲料カテゴリーの強化を行う。投資額の半分はメキシコ国内、残り半分は米国・南米が対象。
通信 アメリカ・モビル(América Móvil) エクアドル 2026年3月 今後3年間で6億ドル 通信インフラ、通信エリア、サービスの強化を目的に投資。

〔出所〕各社発表および報道などから作成

対日関係

対日貿易では、乗用車は増加も、自動車部品輸出の不調続く

メキシコ側統計によると、2025年の対日輸出は前年比5.8%減の41億3,400万ドル、対日輸入は3.6%減の185億6,300万ドルであった。日本側統計では、対メキシコ輸出は1.7%減の120億5,500万ドルで、輸入は19.1%増の70億1,900万ドルとなった。輸出統計は仕向け地主義を採用するが、輸入統計では原産地主義をとり、米国など第三国経由の貿易も計上されるため、両者に差が生じている。両国間の貿易実態をより正確に把握するためには両国の輸入統計を用いることが必要である。双方の輸入統計を合計した2025年の往復貿易額は255億8,200万ドルを記録した。

日本側の統計で対メキシコ輸入を品目別にみると、農水産食料品が前年に引き続き減少し、前年比12.4%減の10億4,700万ドルとなった。農水産食料品の中で最も割合が高い食肉は18.0%減となった一方、魚介類は21.4%増と急増した。その中でもクロマグロが70.4%増となり、前年の急減から反転した。一般産業機械は2.2倍の16億9,200万ドルを記録した。そのうち、コンピュータ・同ユニットは3.2倍の13億600万ドルと急増した。乗用車は14.8%増の4億8,300万ドルとなった一方、自動車部品は1.4%減の2億1,500万ドルとなった。

メキシコ側の統計で対日輸入を品目別にみると、全体の27.6%を占める電気・電子機器は前年比1.4%増の51億1,900万ドルとなった。その中でも、再生可能エネルギーや電気自動車の分野で需要が高まる蓄電池は40.1%増と前年に引き続き急増した。一方、20.7%を占める輸送機械(鉄道以外)は 6.2%減の38億4,400万ドルとなり、自動車部品は14.5%減で16億4,400万ドルだった。乗用車は8.5%増の17億2,100万ドルとなった。

表9-1 メキシコの対日主要品目別輸出(FOB)〔通関ベース〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2024年 2025年
金額 金額 構成比 伸び率
農水産食料品 1,150 942 22.8 △ 18.1
食肉 670 551 13.3 △ 17.7
豚肉 565 475 11.5 △ 16.0
牛肉 85 58 1.4 △ 32.1
果実,ナッツ 182 161 3.9 △ 11.6
アボカド 79 57 1.4 △ 27.6
魚介類 34 32 0.8 △ 5.0
クロマグロ 21 31 0.8 49.9
エビ 3 1 0.0 △ 64.6
野菜類 35 28 0.7 △ 20.3
野菜・果実調製品 69 46 1.1 △ 34.2
飲料、アルコール 107 61 1.5 △ 43.0
テキーラ・メスカル 31 26 0.6 △ 15.6
鉱物生産品 886 1,189 28.8 34.2
化学品 69 75 1.8 9.3
繊維製品 8 7 0.2 △ 12.9
鉄鋼・同製品 123 144 3.5 17.1
一般・産業機械 544 367 8.9 △ 32.5
自動データ処理機 331 220 5.3 △ 33.6
エンジン用部品 45 27 0.7 △ 38.8
遠心分離機、ろ過機、清浄機 27 23 0.6 △ 14.5
コンピューター部品 16 10 0.3 △ 35.6
電気・電子機器 470 369 8.9 △ 21.6
ラジオ放送用受信機 22 1 0.0 △ 96.0
電話機、その他機器 270 186 4.5 △ 31.3
集積回路 22 39 0.9 73.9
マイク・拡声器・ヘッドホン・イヤホン 27 19 0.5 △ 32.2
不揮発性半導体記録装置 12 20 0.5 66.9
輸送機械(鉄道以外) 443 619 15.0 39.7
乗用車 369 525 12.7 42.6
自動車部品 120 92 2.2 △ 23.2
光学・精密機器 97 113 2.7 16.0
合計(その他含む) 4,387 4,134 100.0 △ 5.8

〔出所〕中央銀行データ、Global Trade Atlasから作成

表9-2 メキシコの対日主要品目別輸入(CIF)〔通関ベース〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)
品目 2024年 2025年
金額 金額 構成比 伸び率
農水産食料品 42 59 0.3 39.5
鉱物生産品 58 41 0.2 △ 29.2
化学品 555 619 3.3 11.5
繊維・縫製品 97 141 0.8 45.8
貴金属・宝飾品 6 6 0.0 15.5
鉄鋼・銅製品 2,866 2,793 15.0 △ 2.6
一般・産業機械 3,361 3,347 18.0 △ 0.4
エンジン部品 317 360 1.9 13.7
機械類(固有の機能を有する) 267 287 1.5 7.7
ガソリンエンジン 80 57 0.3 △ 28.0
ギヤボックス・変速機・駆動軸 256 247 1.3 △ 3.7
コック・弁類 181 181 1.0 0.2
印刷機・プリンタ 231 261 1.4 12.7
真空ポンプ・気体圧縮機 136 182 1.0 33.9
電気・電子機器 5,049 5,119 27.6 1.4
蓄電池 382 535 2.9 40.1
コンデンサー 627 648 3.5 3.4
スイッチ、回路 546 504 2.7 △ 7.7
集積回路 547 548 3.0 0.2
半導体デバイス 351 357 1.9 1.9
スイッチ回路部品 277 291 1.6 5.1
トランスフォーマー 268 289 1.6 7.6
着火点火用電子機器 190 201 1.1 5.6
発動機、発電機 299 317 1.7 5.7
電気制御盤 115 98 0.5 △ 14.5
電気抵抗器 88 92 0.5 4.2
輸送機械(鉄道以外) 4,097 3,844 20.7 △ 6.2
乗用車 1,586 1,721 9.3 8.5
自動車部品 1,923 1,644 8.9 △ 14.5
光学・精密機器 756 729 3.9 △ 3.6
合計(その他含む) 19,261 18,563 100.0 △ 3.6

〔出所〕 中央銀行データから作成

表10-1 日本の対メキシコ主要品目別輸出(FOB)〔通関ベース〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)〔注〕1ドル=157円で計算。
品目 2024年 2025年
金額 金額 構成比 伸び率
農水産食料品 40 46 0.4 15.4
鉱物生産品 34 32 0.3 △ 7.1
化学品 260 273 2.3 5.3
繊維製品 71 60 0.5 △ 15.5
鉄鋼・同製品 2,461 2,197 18.2 △ 10.7
一般・産業機械 1,855 1,942 16.1 4.7
ガソリンエンジン 68 53 0.4 △ 22.1
エンジン用部品 320 336 2.8 5.0
機械類(固有の機能を有する) 134 151 1.3 12.4
ギヤボックス・変速機・駆動軸 186 185 1.5 △ 0.6
加熱機器・湯沸かし器等 68 96 0.8 42.5
金型類 75 76 0.6 1.2
コック・弁類 102 97 0.8 △ 5.0
玉軸受・ころ軸受 93 91 0.8 △ 2.0
印刷機・プリンタ 80 102 0.8 27.5
マシニングセンター等 41 40 0.3 △ 4.4
鍛造機 29 45 0.4 55.3
電気・電子機器 2,032 2,080 17.3 2.4
スイッチ、回路 225 231 1.9 2.6
着火・点火用電子機器 171 191 1.6 11.7
蓄電池 392 474 3.9 20.9
テレビ・ラジオ部品 116 125 1.0 7.5
電動機・発電機 143 120 1.0 △ 16.1
照明機器、ウインドスクリーンワイパー 85 72 0.6 △ 15.7
ケーブル・配線セット 85 94 0.8 10.5
集積回路 168 123 1.0 △ 27.1
スイッチ、回路部品 72 65 0.5 △ 10.0
はんだごて、レーザー溶接機器 37 37 0.3 0.2
コンデンサー 69 65 0.5 △ 6.0
輸送機械(鉄道以外) 3,533 3,383 28.1 △ 4.3
自動車部品 1,439 1,229 10.2 △ 14.6
乗用車 1,512 1,664 13.8 10.0
貨物用自動車 378 314 2.6 △ 16.9
光学・精密機器 489 486 4.0 △ 0.6
合計(その他含む) 12,266 12,055 100.0 △ 1.7

〔注〕1ドル=157円で計算。

〔出所〕財務省「貿易統計(通関ベース)」、Global Trade Atlasから作成

表10-2 日本の対メキシコ主要品目別輸入(CIF)〔通関ベース〕(単位:100万ドル、%)(△はマイナス値)〔注〕1ドル=157円で計算。
品目 2024年 2025年
金額 金額 構成比 伸び率
農水産食料品 1,196 1,047 14.9 △ 12.4
食肉 630 517 7.4 △ 18.0
豚肉 525 438 6.2 △ 16.5
牛肉 83 58 0.8 △ 30.5
果実,ナッツ 224 202 2.9 △ 10.2
アボカド 108 94 1.3 △ 13.0
バナナ 62 55 0.8 △ 11.4
魚介類 36 44 0.6 21.4
クロマグロ 13 23 0.3 70.4
野菜類 68 59 0.8 △ 13.8
アスパラガス 29 26 0.4 △ 9.1
カボチャ 30 25 0.4 △ 17.6
野菜・果実調整品 76 54 0.8 △ 29.3
飲料、アルコール 58 66 0.9 12.4
テキーラ・メスカル 57 64 0.9 13.2
鉱物生産品 505 691 9.8 36.8
亜鉛鉱 162 141 2.0 △ 13.3
103 71 1.0 △ 31.0
原油 64 n.a. n.a.
化学品 193 206 2.9 6.7
繊維・縫製品 29 28 0.4 △ 5.6
貴金属・宝飾品 354 237 3.4 △ 33.0
347 228 3.2 △ 34.3
一般・産業機械 772 1,692 24.1 119.2
コンピュータ・同ユニット 403 1,306 18.6 223.7
エンジン部品 45 29 0.4 △ 35.7
ターボジェット・ガスタービン 79 79 1.1 0.1
ギヤボックス・変速機・駆動軸 34 33 0.5 △ 2.7
コック、弁、類似品 43 58 0.8 35.4
コンピューター部品 22 27 0.4 22.1
気体・真空ポンプ、気体圧縮機及びファン 31 30 0.4 △ 1.8
遠心分離機、ろ過機、清浄機 30 36 0.5 18.9
電気・電子機器 915 970 13.8 6.0
音声-画像の送受信・変換・再生機械 344 349 5.0 1.6
レーダー、航行用無線 48 32 0.5 △ 34.1
マイク・拡声器・ヘッドホン・イヤホン 98 104 1.5 6.7
半導体デバイス 45 24 0.3 △ 47.2
ラジオ放送用受信機器 15 2 0.0 △ 85.3
スイッチ、回路 52 67 1.0 29.3
絶縁体ケーブル 61 66 0.9 7.0
照明機器、ウインドスクリーンワイパー 28 22 0.3 △ 22.3
集積回路 19 20 0.3 2.7
不揮発性半導体記録装置 16 24 0.3 51.6
電気制御用パネル 28 35 0.5 23.1
着火・点火用電子機器 41 73 1.0 78.6
輸送機械(鉄道以外) 643 702 10.0 9.1
乗用車 420 483 6.9 14.8
自動車部品 218 215 3.1 △ 1.4
光学・精密機器 945 1,076 15.3 13.9
医療用・獣医用機器 705 777 11.1 10.2
合計(その他含む) 5,892 7,019 100.0 19.1

〔注〕1ドル=157円で計算。

〔出所〕財務省「貿易統計(通関ベース)」、Global Trade Atlasから作成

基礎的経済指標

(△はマイナス値) 〔注〕 貿易収支:国際収支ベース(財のみ)
項目 単位 2023年 2024年 2025年
実質GDP成長率 (%) 3.1 1.4 0.6
1人当たりGDP (米ドル) 13,684 13,839 13,741
消費者物価上昇率 (%) 5.6 4.7 3.8
失業率 (%) 2.8 2.6 2.6
貿易収支 (100万米ドル) △ 12,279 △ 18,541 771
経常収支 (100万米ドル) △ 12,544 △ 16,696 △ 8,200
外貨準備高(グロス) (100万米ドル) 206,351 221,944 239,310
対外債務残高(グロス) (100万米ドル) 594,003 590,136 645,711
為替レート (1 米ドルにつき、ペソ、期中平均) 17.76 18.30 19.24

〔注〕
貿易収支:国際収支ベース(財のみ)

〔出所〕
実質GDP成長率、消費者物価上昇率、失業率、貿易収支:メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)
1人当たりGDP、外貨準備高(グロス)、為替レート:IMF
経常収支、対外債務残高(グロス):メキシコ中央銀行