貿易管理制度

最終更新日:2016年03月17日

管轄官庁

商務省外国貿易局:ワシントン条約にかかわる管理当局


商務省外国貿易局
Department of Foreign Trade, Ministry of Commerce
44/100 Sanambinnam-Nonthaburi Road, Tumbol Bangkasor, Amphur Muang, Nonthaburi, 11000
Tel:0-2547-4771~86
Fax:0-2547-4791~2
(ホットライン)1385
URL:http://www.dft.go.th/Default.aspx?alias=www.dft.go.th/en外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

輸入品目規制

商務省による輸入規制
 1. 輸入許可取得必要品目(25品目)
 2. 関税割当対象として輸入証明書が必要な産品(22品目)
 3. 輸入課徴金が課せられる品目(3品目)
その他輸入規制
輸入禁止品目
 1. 他人の商標権を侵害する製品
 2. 他人の著作物の複製品または翻案物、など


I. 商務省による輸入規制
国内産業保護、外貨流出防止のため、商務省は輸出入管理法(B.E. 2522(1979))の関係規則により、輸入規制対象品目を指定し、許可証取得の義務付け、課徴金賦課により輸入規制を行っている。


1. 輸入許可取得必要品目(19品目)
(1) 薬品および製薬製品
(2) クレンブテロール化合物
(3) アルブテロールおよびサルブタモール
(4) 石碑用または建築用の石の一部
(5) 中古車
(6) 中古バイク
(7) 中古の輸送用自動車(30人以上の乗客用)
(8) 中古ディーゼルエンジン
(9) 金
(10) コイン
(11) 骨董品
(12) 違法コピー品製造用機械
(13) 凹版印刷機およびカラーコピー機
(14) プラスティックのくず
(15) チェーンソー
(16) 魚粉(60%未満のタンパク質含有量の魚肉)
(17) カフェイン
(18) 過マンガン酸カリウム
(19) 揮発性亜硝酸アルキル

2. (WTO協定に基づく)関税割当に関する証明書または(各種FTAに基づく)関税免除に関する証明書が必要な産品(22品目)
(1) 粉ミルク
(2) 生乳
(3) ジャガイモ
(4) たまねぎ
(5) にんにく
(6) ココナッツ
(7) 乾燥竜眼
(8) コーヒー豆
(9) 茶
(10) 胡椒
(11) トウモロコシ
(12) 米(調理済みのものおよび米製品を除く)
(13) 大豆
(14) ココナッツの果実
(15) たまねぎの種
(16) 大豆油
(17) パーム油
(18) ココナッツ油
(19) 砂糖
(20) コーヒー製品
(21) 大豆油かす
(22) 生糸
なお、品目リストは商務省の外国貿易局で入手可能。

3. 輸入課徴金が課せられる品目(3品目)
(1) 魚粉(60%を超えるタンパク質含有量の魚肉)
(2) トウモロコシ
(3) 大豆油かす


II. その他輸入規制
上記商務省による輸入規制と並び、工業省による危険品、国家通信委員会(NTC)による通信機器、タイ工業規格(TISI)による鉄鋼製品に対する制限等の輸入制限がある。


III. 輸入禁止品目(10品目)
1. 他人の商標権を侵害する製品
2. 偽ブランド名製品
3. ゲーム機
4. モーターバイクの中古エンジン(50cc未満)、部品および備品
5. CFCが使われた冷蔵・冷凍庫
6. 中古タイヤ
7. ターク県およびカンチャナブリ県境を通過するチーク、丸太およびチーク製品
8. 陶器のコンテナー、銀で表面加工されたコンテナー
9.中古車または中古のモーターバイク
10. バラク(水たばこ)および電子バラクまたは電子たばこ

輸入地域規制

北朝鮮、イラン、コートジボワール、リビア、ソマリア、エリトリア

1. 北朝鮮
北朝鮮からの、またはその原産の兵器、武器ならびにぜいたく品(宝飾品、輸送機器等)の輸入は、国連安全保障理事会決議により2007年2月20日から禁止。

2. イラン
イランからの、またはその原産の兵器および武器の輸入は、国連安全保障理事会決議により2007年9月10日から禁止。

3. コートジボワール
コートジボワールからのダイヤモンド原石輸入は、国連安全保障理事会決議により2011年4月11日から禁止。 

4. リビア
リビアからの兵器および武器輸入は、国連安全保障理事会決議により2011年2月26日から禁止。

輸入関連法

1. 関税法
2. 輸出入管理法
3. 輸入が増加した品目に対してのセーフガード措置
4. 国際条約に関する商務省告示
5. その他規制


1. 関税法
財務省は関税法(B.E.2469(1926))に基づき輸入品に対して輸入関税を課している。税率は、税関発行の税率表により品目ごとに定められている。

2. 輸出入管理法
商務省は輸出入管理法(B.E.2522 111(1979))に基づく関係細則により、輸入規制対象品目を指定、許可認証取得の義務付け、課徴金賦課により輸入規制を行っている。

3. 輸入が増加した品目に対してのセーフガード措置(B.E.2550)
この法律は2007年12月に発表され、3カ月後に施行された。輸入が増加することで国内産業に損害が生じる場合に適用される。

4. 国際条約に関する商務省告示
日タイEPA(JTEPA)に基づく、鉄・鉄鋼の輸入の際の関税控除の規制・手続き・条件に関する商務省告示などがある。

5. その他規制
有害品目に関する規制、通信機器に関する規制、鉄・金属に関する規制


輸入管理その他

輸出入管理法の改正(2015年9月15日付官報、同年12月15日施行)に基づき、商務省の指定する特定物品のタイを経由する輸送は禁止されている。

輸出品目規制

輸出規制品目
 1. 輸出許可取得必要品目(20品目)※2018年より追加品目あり
 2. 一定の条件の下で輸出が認められる品目(11品目)
輸出禁止品目(3品目)


I. 輸出規制品目
国内需要優先・輸出管理のため、商務省は輸出入管理法(B.E.2522(1979))に基づく関係細則により、輸出規制品目を指定している。

1. 輸出許可取得必要品目(20品目)
(1) 籾、玄米および餅米
(2) 米(EUの関税割当対象となるもの)
(3) キャッサバ製品
(4) コーヒーおよびコーヒー製品
(5) 大豆粕
(6) 木材および木材製品(籐、竹、アシ、ヤシ、木の根、つる、ベニヤ板、その他加工に適さない完成品である木材などについては、含まない)
(7) 木炭
(8) 象(象牙、骨、毛、肉などを含み、またそれらから製造された製品を含む)
(9) 生きているブラックタイガーえび
(10) 絶滅品種の水生動物(258種)
(11) 生きている真珠貝(一部および製品を含む)
(12) 砂糖
(13) 石炭
(14) 金
(15) 神聖な彫像
(16) 仏像
(17) 自然の砂で組成される鉱物
(18) 第三国への再輸出が認められていない製品
(19) カフェイン
(20) 過マンガン酸カリウム
(21) (2018年1月1日発効予定)非軍事および軍事双方の目的で使用され得る物品で、かかる物品の輸出規制に関する商務省告示(2015年10月16日付官報)の付録1に掲載のある物品、もしくはその他一定の条件を満たす物品
なお、品目リストは商務省の外国貿易局で入手可能。

2. 一定の条件のもとで輸出が認められる品目(11品目)
(1) 12種の果実および野菜:シンガポール、日本、およびEUに輸出される竜眼、ドリアン、ライチ、マンゴスチン、マンゴー、ザボン、アスパラガス、ショウガ、新鮮な食用ハイビスカス、および唐辛子を含む。

(2) 蘭:輸出者登録が必要。さらに、EU向けには品質証明(害虫のないこと)を税関に提出しなければならない。

(3) 竜眼(ラムヤイ):外国貿易局への登録、税関への報告、輸出価格制限、輸出業者名・品質表示、輸出後のコンディション報告義務が課せられる。

(4) ドリアン:輸出業者名・種類・賞味期限の表示義務が課せられる。

(5) 冷凍・冷蔵・生のえび/いか(HSコード0303、0307)、米国またはEU向けえび調整済食料品(10%以上のえびを含む)(HSコード1605、1902、2106):商務省発行の品質証明書の税関事前提出が必要なほか、業界団体の会員でなければならない。

(6) ツナ缶詰:タイ食品加工業協会またはタイ・ツナ産業協会の会員でなければならない。

(7) パイナップル缶詰およびパイナップルジュース:業界団体の会員またはタイのパイナップル産業でなければならない。2005年7月以降パイナップル缶詰を輸出する際は管轄当局の許可または承認を受けなければならない。

(8) 台湾向け自動車:タイ-台湾協定に基づき輸出される(台湾からの品目リストによる)。

(9) ダイヤモンド原石:外国貿易局への登録、税関への報告、キンバリー加工合意のもとでのダイヤモンド原石輸出業者であることが要求される。

(10) 22種類の野菜:ノルウェー、アイスランドおよびEUに輸出されるパセリ、バジル、レモングラス等。輸出者は輸出手続きにおいて、税関に対し農業局発行の健康診断書を提示しなければならない。

(11) 加工鶏肉:EU向けは原産地証明が必要。


II. 輸出禁止品目(3品目)
1. 他人の商標権を侵害する製品
2. 偽ブランド製品
3. 砂

輸出地域規制

エリトリア、リベリア、ソマリア、コンゴ(旧ザイール)、北朝鮮、イラン、スーダン、コートジボワールおよびリビアに対するすべての種類の武器および関連機器の輸出を禁止(法令に基づき一部例外あり)。


1. エチオピアおよびエリトリア
国連安全保障理事会の決議に従い、2001年6月29日より、すべての武器と関連機器の輸出を禁止。

2. リベリア
国連安全保障理事会の決議に従い、2002年1月16日より、すべての武器と関連機器の輸出を禁止。ただし、次の3点については輸出可能。
(1) 国連活動を支援するための輸出
(2) 国連要員・報道陣・人道および開発要員の安全のために使用する防弾チョッキならびにヘルメットの輸出
(3) 人道的用途または防護用途のみを目的とする非致命的な軍事装備品および関連する技術援助および訓練であって、リベリアに関して安全保障理事会に前もって通知されたものの輸出

3. ソマリア
国連安全保障理事会の決議に従い、2002年2月15日より、すべての武器と関連機器の輸出を禁止。

4. コンゴ(旧ザイール)
国連安全保障理事会の決議に従い、2004年1月13日より、すべての武器と関連機器の輸出を禁止。

5. 北朝鮮
国連安全保障理事会の決議に従い、2007年2月20日より、北朝鮮への兵器、武器ならびにぜいたく品(宝飾品、輸送機器等)の輸出を禁止

6. イラン
国連安全保障理事会の決議に従い、2007年9月10日より、イランへの兵器および武器の輸出を禁止。

7. スーダン
スーダンへのすべての武器の輸出を禁止。ただし、次の3点については輸出可能。
[1] 国連活動を支援するための輸出、[2] 国連要員・報道陣・人道および開発要員の安全のために使用する防弾チョッキならびにヘルメットの輸出、[3] 人道的用途または防護用途のみを目的とする非致命的な軍事装備品および関連する技術援助および訓練であって、スーダンに関して安全保障理事会に前もって通知されたものの輸出

8. コートジボワール
国連安全保障理事会の決議に従い、コートジボワールへのすべての武器の輸出を禁止。

9. リビア
国連安全保障理事会の決議に従い、リビアへのすべての武器の輸出を禁止。人道的用途、防護用途、技術援助または訓練を目的とする非致命的な軍事装備品に限り、一定の条件の下、例外的に輸出可能。

輸出関連法

1. 関税法
2. 輸出入管理法


1. 関税法(1926)
関税法(B.E.2469(1926))による。

2. 輸出入管理法
国内需要優先・輸出管理のため、商務省は輸出入管理法(B.E.2522(1979))に基づく関係細則により、輸出規制品目を指定している。

輸出管理その他

輸出業者登録制度


輸出業者登録制度
以下に掲げる商品の輸出者は、輸出商品規格法(B.E. 2503(1960))に基づき、一定の要件を満たした上で、商務省に登録しなければならない。
1. タイホームマリ米
2. タピオカ製品
3. タピオカ澱粉
4. トウモロコシ
5. サトウモロコシ
6. 魚粉
7. ヤエナリ
8. 黒ヤエナリ
9. カポック
10. チーク加工品
11. 白米(Oryza Sativa L (アジア米))

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