日本からの輸出に関する制度

菓子の輸入規制、輸入手続き

インドネシアの食品関連の規制

1. 残留農薬

調査時点:2017年11月

残留農薬規制については原則、食品の国際規格であるCODEX規格が採用されていますが、残留農薬の監督を行うインドネシアの保健省と農業省は、1996年に保健・農業大臣合同決定No.881/Menkes/SKB/VIII/1996,No.711/Kpts/TP.270/8/96にて218種類の農薬について独自の残留/汚染上限を設けました。これら基準を超える食品の輸入および国内販売は禁止されており、これらに規定されていない農薬の残留は認められていません。

2. 重金属および汚染物質

調査時点:2017年11月

2016年5月24日付けBPOM長官令2016年第16号は菓子類が含有する細菌の基準値を定めています。

3. 食品添加物

調査時点:2017年11月

保健大臣規則2012年第33号では、菓子に使用が禁止される食品添加物として次の19の物質を挙げています。

  • ホウ酸
  • サリチル酸とその塩
  • ジエチルピロカーボネート
  • ズルチン
  • ホルムアルデヒド
  • 臭素酸カリウム
  • 塩素酸カリウム
  • クロラムフェニコール
  • 臭化物食用油
  • ニトロフラゾン
  • ズルカマラ
  • コカイン
  • ニトロベンゼン
  • アントラニル酸シンナミル
  • ジヒドロサフロール
  • トンカ豆
  • ショウブの根茎からとれる精油(Calamus oil
  • ヨモギギクの精油(Tansy oil
  • サッサフラスの精油(Sasafras oil

また、保健大臣規則2012年第33号は、使用が認められる食品添加物をリストアップしていますが、使用規制量はBPOM長官令2013年第4号から第25号まで、およびBPOM長官令2013年第36号から第38号にあります。

4. 食品包装(食品容器の品質または基準)

調査時点:2017年11月

2011年7月12日付けBPOM長官令No.HK.03.1.23.07.11.6664は、食品包装のために許可された原材料、使用が禁止される原材料をリストアップしており、原料の食品に移る要素の限度や使用される食品の種類・状況、補助材料の機能が示されています。このリストにない原料は、その安全性が検査された後、BPOM長官より承認を得た後に使用が可能となります。

5. ラベル表示

調査時点:2017年11月

菓子のラベル表示は、BPOM長官令2016年第12号によると、インドネシア語、アラビア数字、アルファベット表記のラベルの表示が義務付けられています。少なくとも表示しないといけない項目は次のとおりです。

  1. 菓子の名称
  2. 原料品名
  3. 内容量
  4. 製造元・輸入者の名称と住所
  5. ハラール証明(条件づけられている場合)
  6. 賞味期限
  7. 流通許可番号
  8. 製造日と製造コード
  9. 特定の原料の由来
  10. 栄養についての説明
  11. 食品の放射線照射についての説明
  12. 有機食品についての説明
  13. 遺伝子組み換え食品についての説明
  14. 使用方法または作り方
  15. 保存方法
  16. 摂取についての説明、アドバイス
  17. 用途についての説明
  18. ヒトの健康に対する影響について必要なその他の説明
  19. 警告

豚からの原料を含む食品は、下の図のように、“mengandung babi”(豚含有の意)を赤文字で記載し、その横に豚の絵を配し、これらをさらに赤線の四角で囲む。文字のサイズは最低1.5mmで、ラベルの面積に比して適当な大きさで示すようにとされています。

このほかアルコール、アレルゲン、人工甘味料、食品添加物の含有などについて表示します。

6. その他

調査時点:2017年11月

食品安全・衛生規制
インドネシアで販売する菓子に関しては、2004年政令第28号にて、食品の安全・衛生、食品添加物、遺伝子組み換え食品、食品の放射線照射、食品の包装、食品の品質保証とラボラトリー試験、汚染食品に分けて規定されています。

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