外資系企業動向 AIリアルタイム音声翻訳技術を提供するVMFi Inc.(聲麥無線有限公司)が東京都中央区に進出

2026年07月16日

VMFi社外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、AIを活用したリアルタイム音声翻訳ソリューションを開発・提供する台湾企業。

拠点設立
2025/10
進出先
東京都

  • デジタル・AI
  • 台湾

VMFi社は、2020年に台湾・台北市で設立されたスタートアップ企業で、エンタープライズ向け音声AIソリューションを提供している。独自開発のAI技術と無線通信を活用し、講演会や国際会議、展示会、観光施設、空港などにおける多言語コミュニケーションを支援している。大手半導体企業をはじめとする企業・団体への導入実績を有し、高精度かつ低遅延の翻訳サービスを通じて、グローバルなビジネスコミュニケーションの円滑化に取り組んでいる。

同社は2021年に台湾でサービス提供を開始し、2022年以降は東京、京都、大阪、福岡、沖縄など日本各地へと事業を拡大してきた。CESイノベーションアワードの受賞やJR九州ビジネス提案コンテストでの受賞などを背景に日本市場での事業拡大を図るため、2025年10月に東京都中央区に日本法人「VMFi株式会社」を設立した。

同社の日本拠点設立に際して、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、市場情報の提供をはじめ、ビジネスマッチング支援、大阪・関西万博関連機関との面談アレンジ、展示会・セミナーでの登壇機会の提供など、幅広い支援を実施した。また、IBSCテンポラリーオフィスの提供を通じて、日本での事業立ち上げやネットワーク構築を支援した。

今後同社は、日本法人をグローバル事業の重要拠点として位置付け、日本国内における鉄道・空港・観光施設・教育機関・自治体などにおける導入拡大を進める方針である。また日本で培った事業モデルを活用し、ドイツをはじめとする欧州市場への展開を目指すとともに、多言語音声コミュニケーションのさらなる高度化に向けた次世代ソリューションの開発を進める、としている。

VM-Fi TransDisplayの製品ラインアップを紹介する画像。『Any Display. Every Language. Instant Dialogue.』というキャッチコピーと、サービスカウンターや受付向けのリアルタイム双方向音声翻訳ソリューションの説明が表示されている。製品として、翻訳会話を表示するT30 Transparent OLED、翻訳メッセージ機能を備えたM8 Tablet、翻訳テキストや操作機能を表示するP15 Touch Panel、および音声入力用マイクが紹介されており、多言語による顧客対応とコミュニケーションを支援する統合ソリューションを示している。

VMFi社のフラッグシッププロダクト「TransDisplay」シリーズ

東京で「TransDisplay T30」のデモンストレーションを行う、VMFi社創業者兼CEOのMaxwell Peng氏

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