外資系企業動向 感染症診断の高度化を支援するmNGS診断ベンチャー、アジア準訳(亞洲準譯股份有限公司)が東京都に日本法人を設立

2026年07月23日

アジア準訳外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、感染症病原体の遺伝子解析技術(mNGS)を提供する台湾のバイオテック企業。

拠点設立
2025/04
進出先
東京都

  • バイオテクノロジー・ライフサイエンス
  • 台湾

アジア準訳は2020年に台湾・新北市で設立されたバイオテック企業であり、感染症に特化した病原体遺伝子検査サービスを提供している。臨床メタゲノム解析のパイオニアの一社として、mNGS(病原体の遺伝子を網羅的に解析する次世代シーケンシング技術)技術と独自開発の病原体データベース、生物情報解析システムを活用し、従来の検査方法(培養法、PCR検査など)では検出が困難な病原体を網羅的に検出する事が可能で、24~48時間以内に解析結果を提供し、迅速かつ高精度な診断と治療方針の決定を支援している。

同社は日本市場における事業基盤の強化を目的として、2025年5月に「APGアジア準訳ジャパン株式会社」を設立。その後、東京都中央区日本橋のLINK-J(ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン)へ拠点を移し、日本での活動をさらに加速している。

日本法人は同社技術の普及と社会実装を推進するとともに、医療機関、検査機関、研究機関および産業界との連携強化を担う拠点として位置付けられている。

日本法人設立に際しては、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)が、不動産情報や人材紹介会社に関する情報提供、専門家によるコンサルテーション、広報機会提供などを通じて進出を支援した。

今後は、日本国内における感染症診断分野でのmNGS技術の普及を図るとともに、臨床研究や医療機関との共同実証を推進し、日本の法規制への対応や公的医療保険の適用を見据えた事業展開を進める方針である。

APGは「2025 SusHi-Tech Challenge」において、Corporate Partner Prizeを受賞

2020年から毎年開催の「mNGS国際サミット」。日・台・米の臨床専門家が感染症診断の経験を共有

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