TPMS(タイヤ空気圧監視システム)の研究開発・生産販売を行う中国S&T GROUPが、大阪府大阪市に日本法人を設立
2025年09月02日
S&T GROUPは2005年に中国・香港に設立され、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)製品の研究開発・生産販売を手掛けている中国企業。

- 拠点設立
- 2024/12
- 進出先
- 大阪府 , 大阪市
- 自動車・輸送機器
-
中国
S&T GROUP(駛安特)は20年の歴史をもつタイヤ空気圧監視システムのOEMメーカー。欧米と中国を中心に数多くの大手車両メーカーやOEMブランド先に対し、先進的で信頼性の高い高品質のTPMS製品を提供している。また、多くの車両のアフター・マーケットに取り替え用センサーを海外市場に供給を行っている。2003年にTPMSプロジェクトを開始し、設計、製造、応用の総合システムを確立し、2005-2007年には乗用車、SUV、商用車、OTR車のTPMS OEM事業を開始。同社はISO/IATF16949とISO14001の認証やCNAS (China National Accreditation Service for Conformity Assessment)実験室認定を取得し、中国国内の大手乗用車や商用車メーカーにOEMサプライヤーとして認定を受けている。また、蘇州大学や常熟理工学院などと産学連携も行っている。
同社は海外市場向け製品の生産・販売機能を日本に集中すると同時に、日本市場への本格的参入のために、2024年12月大阪府大阪市に「安達車載電子株式会社」を設立。2025年7月には大阪府摂津市に本社工場の稼働を始め、米国向けを皮切りに海外展開を開始。
同社の日本法人設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、補助金・インセンティブ情報の提供、不動産物件情報、PR支援、 地方自治体との面談アレンジ、 IBSC施設の利用、および登記コンサルテーションを行った。

左から商用車用コントローラ、商用車用センサー、乗用車用センサー

S&Tグループのウェブサイトイメージ
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