外資系企業動向

イスラエルのソフトウェアライセンス管理ソリューションプロバイダーOpenLM Ltd.が日本法人を設立

2023年03月28日

OpenLM外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、CAD、PDM、EDAといったエンジニアリングソフトウェアの他、オンプレミスや、クラウドソフトウェアの使用状況の監視を行うソフトウェアライセンス管理ソリューションを提供するイスラエルIT企業。同社のソリューションでは、誰がどのライセンスを使用しているのかというリアルタイム情報をモニタリングし、過去のライセンス使用履歴の統計も可視化し管理することでソフトウェアの利用を最適化しライセンス費用の削減を実現する。同社ソリューション利用企業では経営方針に基づいたライセンスの使用設定も可能になるため、ライセンス管理担当者だけでなく、経営陣も含め、企業内のあらゆるユーザーが利便性を享受できる。

拠点設立
2022/02
進出先
東京都
  • ICT
  • イスラエル

同社CEO、ギャベイ・オレンは日本事業開始について次のように述べている。

「OpenLM社のアジア太平洋地域での進出戦略において、日本は大切な国の一つと考えています。 弊社ソリューションは、経営方針に基づいたライセンスの使用設定が可能で、オンプレミス、クラウド両方に対応しており、企業内でのソフトウェア資産管理の合理化が図れます。今後、日本のお客様により良いソリューションを提供していきたいと考えています。」

同社は、日本市場でのビジネス展開を本格化させるために、2022年2月、東京都新宿区に日本法人「 OpenLM JAPAN株式会社」を設立した。日本法人の代表取締役は、同社CEOのギャベイ・オレン氏が兼任することで中小企業からフォーチューン・グローバル500の大企業まで、世界の多種多様な企業内におけるソフトウェアライセンス管理を最適化してきた経験を踏まえ、より多くの日本企業に、ライセンス利用状況を最適化して管理することで生産性の向上が望めるソリューションを提供することを目指す。

日本法人設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）は、サービスプロバイダー（行政書士、税理士、社会保険労務士）の紹介、および地域への対日直接投資カンファレンス（RBC） への招待を行った。

ライセンスの利用状況がヒートマップやグラフにて可視化される

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