外資系企業動向

スマートビルディング／オフィスへのDXを促進するRobyが日本での活動を本格化

2022年07月21日

Roby外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます（登記名：Imageous Inc.）は、スマートビルディング/スマートオフィスへ移行する企業のためのAPI ハブ（ワークプレースプラットフォーム）”Roby”を提供する。自社とパートナーのソリューションを連携させることで、エネルギーコストの削減、カーボンニュートラルへの貢献、ビル設備の予知保全等、優れた機能を既存の建物に付加することが出来る。

拠点設立
2017/06
進出先
東京都
  • ICT
  • 米国

建物の所有者側としては、不動産関連の新技術の導入を検討するたびに、導入コスト・導入期間を見極めるのに手間と時間がかかり、また新技術を提供するベンチャー企業にとっても、建物毎に異なる機器やセンサーに接続しなくてはならないという課題があった。Robyはこの双方の問題点に対して、建物への接続の複雑さをRobyが吸収し、他方、新技術を提供する企業は平準化されたシンプルなAPIを提供出来るため、不動産に関する新技術導入のハードルを大きく下げることが可能。

Robyが提供するソフトウェアは、企業の既存ITインフラ上での運用が可能な設計となっており、オフィスのDXを容易に促進できる。具体的には、個人端末を使った空調・照明システム操作、会議・部屋の簡単スケジューリング、来客登録の自動化、ヘルプデスクの応対サポートなどに対応しており、オペレーションの効率化、非接触対応に貢献している。

2016年に米国ワシントン州シアトルで設立されたRoby（登記名：Imageous Inc.）は、イマジアス・ジャパン株式会社を2017年に新宿区に設立し、今般日本人スタッフを採用して活動を本格化した。

同社の日本での活動本格化にあたりジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）は、コンサルテーション（税務）、2021RBCプログラム参加機会などを提供した。

Smart Building

API Gateway

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