更新情報フランスのベンチャー企業PROPHESEEが東京に合同会社を設立

PROPHESEEは、2014年に創立したフランスのベンチャー企業。神経工学の技術を応用し、マシンビジョン（※）に革新を起こすセンサーの実用化に成功した。当技術は、動き（差分）情報をセンシングする際に、静止部分ではなく、変化を検出する視神経や脳神経の原理に画像処理のヒントを得たイベント駆動型のセンサーである。同社のセンサーとカメラシステムは、自動運転車、産業オートメーション、IoT、セキュリティと監視、AR（拡張現実）/VR（仮想現実）などの分野で応用することができる。幅広い使用モデルにおいて、マシンビジョンのスピード、信頼性、効率を大幅に向上させ、新たな可能性を広げている。

日本では岡谷エレクトロニクス（株）および（株）レスターエレクトロニクスを代理店にして、販路を拡大している。更なる事業拡大および日本での現地サポートを目的に、2019年2月に東京でPROPHESEE合同会社を設立した。

同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）は、コンサルテーション（登記）、自治体の紹介、ビジネスマッチング、サービスプロバイダ（税理士、不動産会社）の紹介を行った。

（※）マシンビジョン：画像の取り込みと処理に基づいて機器を動作させるシステムであり、自動検査、プロセス制御、ロボットのガイドなどに使用される。

連絡先：PROPHESEE合同会社、岡村一久（日本代表）
E-mail：kokamura@prophesee.ai