更新情報ドローン等の開発・製造を行う米国企業SWIFT Engineeringが神戸市に株式会社を設立

2018年12月18日

1983年に米国カリフォルニア州で創業したSWIFT Engineering Inc.外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、無人システム、自律制御システム、ロボット工学、先進複合材料に特化した製品の開発製造を行っている。創業以来、アトランティック・チャンピオンシップやチャンプカー・ワールド・シリーズなどの自動車レースに参戦する500台以上のレーシングカーのシャシー(車体を乗せるフレーム)の開発・製造を手掛けてきた。2000年には事業を多角化し、航空宇宙分野へ参入。宇宙、航空宇宙、航空、陸上、水中で、有人または無人で利用される車両の設計に関ってきた。大手航空機メーカー(米国のボーイング社、ロッキード・マーチン社、ガルフストリーム社など)から次世代の部品の開発・生産を受託している。

SWIFT Engineering Inc.のロゴ

2000年以降は事業の主軸を航空機部品の設計に移した。同社が現在注力するのが、独自のXブレード技術を用いた自律制御型ドローン「Swift020」だ。垂直離着陸ができ、追加の発射や回復装置を要せず固定翼による効率的な前方飛行に移行することで時間とコストを削減できるのが強みだ。 同社は「Swift020」のシステムを、様々な用途のより大規模なプラットフォーム(インフラ、石油・ガス、海事、災害対応、物流、農業、科学研究、監視など)向けに拡張し提供することを目指している。

2018年4月、日本市場でのドローン需要の拡大を見込んで、同社初の海外拠点を神戸情報大学院大学との共同出資による合弁で兵庫県神戸市に設立した。日本法人外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますでは、Swift020の運行とSwift Engineering社が開発したソフトウェアによる各種データサービスを主な事業とする方針。また、神戸情報大学院大学に多く在籍する留学生を人材として活用し、日本、アジア、アフリカ市場での事業を積極的に拡大していく予定。

同社の日本法人設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、コンサルテーション(登記)、情報提供(自治体インセンティブ)、地方自治体の紹介を行った。

デモフライト(2018年7月21日)

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