更新情報フランスの建設現場管理ソフトウエア開発企業 FINALCAD が東京に拠点を設立

2018年11月15日

フランスで設立されたFINALCADは、2011年より建設業界向けモバイルアプリ「FINALCAD」を展開。30カ国2万件以上のプロジェクトへの導入実績を有し、世界中で20万人以上のユーザーを抱えている。

建設業界向けモバイルアプリ「FINALCAD」は、建設、社会インフラ、エネルギー分野、コンセッション事業などの建築工事において、建設業者及び関連業界の作業者が現場の管理作業を最大限効率的に進められるようサポート。このアプリを使用することで、ユーザーは技能の動画を共有し、日々の作業関連の諸データやプロジェクトごとのデータを蓄積し管理することができる。さらに、現場で入力された作業関連のデータを収集し、その分析結果を関係者へ共有配信することで労働時間の短縮、作業効率のアップを実現する。

これまで東南アジア地域において、日本の主要な建設会社と共に建設プロジェクトをデジタル化し、シンガポールのチャンギ総合病院やチャンギ国際空港の拡張プロジェクトをサポートしてきた。フランス本社、シンガポール支社に続き、このたび同社3番目となる日本法人ファイナルキャド・ジャパン株式会社を東京都に設立。 2018年6月より、建設会社へのトライアル実施や導入サポート、営業、マーケティングの拠点およびデータセンターとして活動を開始している。 2018年2月、在日フランス商工会議所よりフレンチテック東京賞を受賞。

同社の日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター（IBSC）は、コンサルテーション（登記）、サービスプロバイダ（人材紹介会社）の紹介を行った。