デンマークとブラジル、戦略的パートナーシップを締結
(デンマーク、ブラジル、アルゼンチン)
デュッセルドルフ発
2026年09月29日
デンマーク外務省は9月23日、ブラジルとの間で2026年から2031年までの期間を対象とした「戦略的パートナーシップ」を締結したと発表した。調印はニューヨークで行われ、デンマークのラース・ルッケ・ラスムセン外相とブラジルのマウロ・ルイス・イエッケル・ビエイラ外相が署名した。
デンマーク政府は、同協定は、気候変動、エネルギー、持続可能な開発、保健、デジタル化、貿易の各分野における協力を強化するものであり、中南米との関係を深めようとする同国の方針を反映したものとしている。今後5年間の共通の方向性を、「気候変動、生物多様性、森林破壊防止」「効率的かつ健全な社会の実現」「経済関係の強化」「民主主義、平和、国際安全保障」の4つの主要分野で定めている。ラスムセン外相は、「重要な民主主義国であり、世界の主要な経済成長国の1つでもあるブラジルとの関係を強化することで、EUメルコスール自由貿易協定(FTA)(2026年1月21日記事、2026年5月12日記事参照)の恩恵をより効果的に享受できるようになる。これは、国レベルでの連携強化によりデンマーク企業の機会創出を図る、現代のデンマークの外交政策を示すものだ」と述べた。
なお、中南米との関係深化を目指すデンマークは、2027年にアルゼンチンにも大使館を開設する予定だ。
(安岡美佳)
(デンマーク、ブラジル、アルゼンチン)
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