タイ商務省、2023年第2回茶の関税割当結果を発表

タイ商務省外国貿易局（DFT）は2023年7月7日、WTO協定による関税割当制度に基づく2023年第2回茶の関税割当結果を公表した（日本語仮訳は添付資料参照）。

第2回の茶の関税割当では、2023年第1回割当（2023年1月27日記事参照）の残量（約17キロ）と、第1回割当の返納（約5.44トン）の合計である約5.45トンに対し、90社から448.48トンの申請があった。関連の商務省規定（日本語仮訳(226KB)）に従い、それぞれの申請量に比例配分して割り当てた。割当を受けた者は結果に従い、2023年12月31日までに輸入を完了しなければならない。

なお、現行の商務省規定は2021年から2023年までの関税割当の手続きなどについて定められており、DFTは2023年6月まで、2024年以降の手続きなどに関する規定の草案について意見公募を行っていた（2023年6月19日記事参照）。

（ウォンパタラクン・ヤーダー、谷口裕基）