2023年第1回茶の関税割当結果を発表

(タイ)

バンコク発

2023年01月27日

タイ商務省外国貿易局(DFT)は1月20日、WTO協定による関税割当制度に基づき、6品目の貿易管理品目の2023年第1回関税割当結果を公表した。茶の関税割当結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(日本語仮訳は添付資料参照)も含まれる。

2023年茶の第1回割り当ては、2022年12月1日から16日までの10営業日の間、e-Quotaシステム外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで申請を受け付け(2022年11月15日記事参照)、割当量625トンに対し、3万8,600トンを超える申請があった。関連の商務省規定外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます日本語仮訳PDFファイル(226KB))に従い、輸入実績があるグループ(注1)の22社に約437.5トン、一般グループ(注2)の162社に約187.5トンを割り当てる結果となった。

割り当てを受けた者が割当量または返還申告した後の残量のうち95%以上の割当量を使用しなかった場合には、翌年の割当量計算の際に考慮され、割当量が差し引かれる。割当量を使用せず返還申告もしなかった場合は、翌年の割り当てから除外される。

(注1)割り当て年の前年の6月からさかのぼる36カ月間に、WTO協定の義務に基づく茶の輸入実績がある法人で構成する輸入実績があるグループ。

(注2)WTO協定の義務に基づく茶の輸入実績があるか、またはない法人で構成するグループ。

(ウォンパタラクン・ヤーダー、谷口裕基)

(タイ)

ビジネス短信 75a1c66f63652231