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中銀、3カ月ぶりに政策金利を据え置き
(オーストラリア)
シドニー発
2023年07月13日
オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は7月4日、政策金利を4.1%に据え置くと発表した。RBAは2022年5月から2023年3月まで10回連続の利上げを実施、2023年4月に3.6%に据え置いたものの、2023年5月(2023年5月12日記事参照)から2会合連続で0.25ポイントずつ引き上げていた。
RBAのフィリップ・ロウ総裁は据え置き決定の理由について、国内経済の需要と供給のより持続可能なバランスを図るために行ったこれまでの利上げの効果が続いていることや、経済の先行きの不確実性を考慮し決定したと説明した。これまでの利上げが及ぼす今後の影響と経済先行きを見極める狙いもある。また、インフレのピークは過ぎており、5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は鈍化している(注)ものの、高インフレ率の状態はしばらく続くだろうと述べた。
また、ロウ総裁は雇用の状況について、求人数と求人広告の数は依然として非常に高い水準にあり、労働市場の逼迫が続いている(2023年7月3日記事参照)と説明した。また、国内経済については、金利上昇と生活費高騰が重なり、家計消費が大きく減速していることを指摘した。住宅価格は再び上昇し、家計が圧迫されている世帯も生じているとした。今後の経済やインフレの状況によるものの、インフレ率が緩やかに目標圏内(2~3%)に戻るよう、さらなる金融政策の引き締めが必要となる可能性もあるとした。
(注)オーストラリア統計局(ABS)が2023年6月28日に発表した月次統計の消費者物価指数(CPI)の上昇率は、4月の6.8%(前年同月比)から5月の5.6%(同)へ減速した。
(青島春枝)
(オーストラリア)
ビジネス短信 338833cca0d04872





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