1月15日から香港と広州を結ぶ高速鉄道が3年ぶりに再開
(香港、中国)
香港発
2023年01月13日
香港特別行政区政府は1月11日、香港(西九龍駅)と中国本土の広州(広州南駅)を結ぶ高速鉄道「広州-深セン-香港高速鉄道(広深港高速鉄道)」について、1月15日からサービスを再開すると発表した。同路線のうち香港側の区間は2018年9月23日に開通した(2018年9月27日記事参照)ものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年1月30日からサービスが停止されていた(2020年2月5日記事参照)。
中国本土との往来再開については、1月8日から第1段階として合計7カ所〔陸路3カ所、海路2カ所、空路、香港・珠海・マカオ大橋(港珠澳大橋)〕の通行が可能になり(2023年1月10日記事参照)、鉄道の再開が待たれていた。
西九龍駅の営業時間はサービス停止前と変わらず、午前6時30分から午後11時30分まで。チケットが購入できれば入境可能で、入境前48時間以内のPCR検査の結果が陰性の必要がある点など、検疫条件は1月8日から往来再開の第1段階として通行が可能となった7カ所での入境と同様となる。
ウェブサイトでは予約受け付けも開始
西九龍駅では1月12日午後2時から、1月15日以降のチケットを販売開始している。また、中国ネット旅行代理店大手の「携程旅行網(Ctrip/シートリップ)」のウェブサイトでも、1月12日正午時点で15日以降の予約が可能だ。
「携程旅行網(Ctrip/シートリップ)」ウェブサイトの予約画面
(山口雅史)
(香港、中国)
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